春琴抄 (http://syun-kin-syou2008.com/)

以前、東京(と名古屋)で上映していたこの映画。
少し気にしてはいたものの、幸か不幸か、見る機会なく、公開期間終了。
で、その後、すっかり映画の存在を忘れていた訳ですが、いきなり突然、大阪の心斎橋で上映するという話に。


ただ、近場で見られるならともかく、心斎橋までわざわざ出るのは面倒で、


スルーかな


と少し思ってもいた訳ですが、


舞台挨拶のチケットが確保できてしまった







というよりも、


今週は、十日戎で、ミナミに行けば福娘が堪能できる


という事で、結局、見に行くことになりました(ぉぃ


閑話休題
内容は、
谷崎潤一郎の同名小説が原作で、
目の見えない琴の師匠(ナガサワ)と、その弟子の、少し歪んだ純愛の話。


この琴の師匠というのが、相当、癇癪持ちな上、わがままなキャラという設定でして、
とにかく、事あるごとに、弟子に八つ当たりし、




ナガサワのドSプレイが炸裂しまくる


映画でした。
ただ、曲がりなりにも日本の純文学が原作。
ストーリー自体は、歪んだ愛の話であり、それなりに、儚く哀しく、そして、美しい内容だったように思います。