「どこに行くの?」舞台挨拶@ユーロスペース(渋谷)

柏原収史、あんず、佐野和宏、三浦誠己、長澤奈央、松井監督。21時10分の回上映前。

舞台挨拶まで

というか、主には席取り話ですが、
整理番号順に入場で、劇場内は自由席。


尚、正確な整理券の配布開始日時は良く分かりませんが、
上述のように、筆者は、午前中のうちにユーロスペースを偵察していた甲斐があり、
比較的若い番号の整理券を持っていました。


という訳で、意外と良席が堅い状況だったのですが、
入場開始のアナウンスが出た際は、
恒例のパンフ買いをしようとして列に並んでいる一方、
ポケットに入れていたはずの、肝心のチケットが行方不明気味(爆)。


ほぼ満員という状況下、無意味に出遅れるのは悲惨ということで、最高に焦りましたが、
パンフは一旦後回しにし、チケットも冷静に捜索した結果どこからともなく出てきて、
一応、何とか無事に順当な良席を確保できました。


尚、劇場内は、最前列がマスコミ用という事で、
2列目以後が観客用に割り当てられていましたが、
実際には、そんなにマスコミがいなかったためか、
最終的には、1列目にも観客が座れるようになっていました。
で、2列目にいた人たちは、舞台挨拶直前に1列目に移動し、
一瞬、却って2列目に空席ができたりしていましたが、
だからといって筆者は2列目に動くことなく、その場待機で舞台挨拶を迎えました。

舞台挨拶

劇場が、もともとそんな大それたつくりではないせいか、
登壇者は、観客が入館した所から、普通に入ってきました。
尚、注目のナガサワは、半袖で丈が短い黒のワンピースに、黒のヒールでした。


で、まずは挨拶ですが、

監督は22年ぶりの撮影という話から入り、製作費が1千万円ぐらいとか、撮影が13日間だったという裏話。
それから、見て率直な感想をください、という感じ。


次は柏原君ですが、彼は、今までにない挑戦がいっぱい詰まっていて思い入れがあるというコメント。
そして、いつもと違った面が見られるというような話でした。


3番手はあんず。
これは、題材が題材だけに、ニューハーフの真実やプライベートを見てほしいという話。


次、三浦君。
伝説はよく聞くけれど、立ち会うのは稀…という切り出しだったと思いますが、その後、気づけば挨拶終了w


そして、ナガサワ。
ナガサワは、監督が(見た目に)怖くてどうなるかと思ったものの、みなに助けられて、という話。


最後は佐野氏。
佐野氏は、決して変態ではありません、という但し書きと、22年ぶりな撮影という事で、今度は自分の番かというコメント(この人も撮影する人らしいのですが、最近は10年近く撮っていないとの事)。

という感じで流れていました。


その後、各人に一問一答。

柏原君には、確か、演じた上でのポイントみたいな質問。
これには、率直な感想は内容的にはハードなものの、やりがいがある作品という前置きをした上で、
監督がどんどんセリフを減らしてくる話を踏まえ、各シーンの表情にこだわった、というような話をしていました。


次のあんずには、映画初出演な事を踏まえて、見てほしいところ。
これには、冒頭の挨拶同様、ニューハーフに対する理解の話をしていました。


それから三浦君。
こだわった演技の質問でしたが、こだわったというほどのものはなかったようで…(ぇ
ただ、劇中の衣装を四六時中着るのを監督から指示されたという、逸話を挙げていました。


ナガサワには、気をつけたところ。
これは、監督から、演じる役になる人物の経歴を考えてきてくれと言われた逸話を紹介した上で、自分の考えを監督に話したところ、それでいきましょうと言われたことで、自信を持ってのびのびと演技出来たというような事を言っていました。


そして最後は佐野氏に、完成した作品の感想。
ただ、これはまぁ、普通にいい感じになっている、という話。


以上で、挨拶はほぼ終了。
最後は、監督から、初日を迎えてほっとしているというコメントと、映画は上映して初めて映画という話、それから、存分に色んな事を感じてくださいという話がありました。


で、その後、マスコミ用の取材がしばしあって、舞台挨拶完全終了















のはずでしたが、退場の際に、約1名、因みに雨女疑惑がある人ですが、こけかけて、最後にもう一話題作っていました(爆)。