「アルゼンチンババア」舞台挨拶@渋谷Q-AX(渋谷)

堀北真希鈴木京香役所広司、長尾監督。10:15の回終了後。

  • 映画終了後、まずカンバスがスクリーンの左右に現れ、何だろうと思えば、その後、ポスター2種が載せられました。
  • その後、女性の司会が現れて、簡単な諸注意をした後、すぐにスクリーンに向かって右サイドから4人が登場。
  • しかし、役所広司鈴木京香、ホリキタ、監督と現れる所、誤って鈴木京香のタイミングで出ようと顔を出してしまう、オチャメなホリキタ。
  • それもそのはず、登壇の順とは異なり、檀上では、向かって左から、役所、ホリキタ、京香、監督の順になるように、並び変えがありました。
  • 衣装は、役所が青味がかったグレーのスーツ。鈴木京香は白いノースリーブに黒のタイトスカートとハイヒール。ホリキタは、赤い半袖に、白のロングスカートとハイヒール。そして、監督は黒いスーツでした。
  • トークですが、まずは各人挨拶。
    • 役所は第一回上映に足を運んでいただいてありがとうございます、というお礼から入り、会場を見渡すと、男性が多いなぁという感想。
    • 鈴木京香は、見終わった後という事で、感想はどうだったんでしょうか?シーンとしてるから分らない…。とちょっと不安げに。
      後は、昨年の夏に取っていた愛着ある作品だというような事を言っていました。
    • ホリキタ。地方ロケで、那須の自然のきれいな所で撮影していたという話。また、撮影した時から幸せで、温かい感じが残っている映画です、みたいな事を言っていた気がします。
    • そして最後は監督。普段の舞台挨拶は上映前なのでいろいろ煽れるものの、今回は上映後なので何を言っていいのかよくわからない、という前置きをした上で、やはり温かいものが残っている映画だ、というような事を言っていました。
  • その後、順番に1人ずつ、割と長めのトークで、まずは役所。
    • 役作りについては、妻を亡くした所で娘を放っておいて失踪するダメ人間という役どころですが、人間的に弱いものがあっても、愛せるキャラである、という感じの事を言っていました。
    • 次に各人印象。鈴木京香は、随分メイクした役どころですが、でも美しさが隠せず、これならコロッと行くだろうという話。
      そして、(役的に)本当の老人だと少し気持ちが悪いので、美しさは大切というコメント。
    • それから、監督とは、某ビールのCMで一緒に仕事をした事がある、という前置きの後、映像やお芝居にこだわりがあって、例えば、雲の位置などもこだわってる…というような事を言っていました。
    • で、メモが途絶えているのですが(爆)、ホリキタに対するコメントって、ひょっとして…?
  • 鈴木京香
    • この役に自分が選ばれたのを名誉と思っているという話。たとえ、ばばぁの役だとしても、です(笑)。
    • そして、こういう役をやってみたかったという話と、おかげで、アルゼンチンや、原作者のよしもとばなな、タンゴが(更に)好きになったとの事。
    • 各人に対する印象。役所は、男だったらこういう俳優でありたいと思うとの事。そして、母親的な感じで接する役で共演できてうれしいという話。
      一方、ホリキタは役のみつこを彷彿させる、芯のある女優だという話。
      で、またメモが途切れているのですが、監督は、まさか…?
  • ホリキタ。
    • まずは、司会から、本を読むのが好きだそうで、と話を振られ、原作を読んだ印象について。文庫ではない、キラキラな表紙で値段が高い方を読んだようですが、現実離れしすぎている訳ではないが、でもファンタジックな雰囲気があり、楽しめたというような事を言っていました。
    • それから、演じたみつこについて。
      みつこは、すごく特徴がある訳ではない、普通の女の子で、その普通の女の子が頑張る姿を演じるに当たって、台本を読んだ際には色んなみつこ像が思い浮かんだらしく、どういうみつこが良いか、いろいろと考えた、というような事を言っていました。
    • ロケ話。海と山の両方(の自然)を体験できてすごく楽しかったとの事。
    • 共演者。出演が決まった時には、貴重な体験だと思ったとの事。そして、共演の二人はすごい俳優なので、最初は少し緊張して構えてしまう所があったものの、楽しくおしゃべりしたりさせてもらったという話。
  • 最後は監督。
    • まずは各人に対するコメントですが、役所はダメ男をさせれば日本一、と。後姿の弱々しい感じがすこぶる良く(笑)、注文しなくてもきっちり現場で応えてくれたというような事を言っていました。
    • 次は鈴木京香ですが、こちらは、ばばぁをさせたら日本一、との事(笑)。
      ばばぁと言う事で引き受けてもらえるのか心配していたそうですが、実際にはもっと汚くしましょう、など言い出してもらえる有様で、色んな事にチャレンジされたい人で頼もしかったと言っていました。
    • そして、ホリキタですが、ホリキタはセーラー服を着せたら日本一、というオチ。特に、自転車のシーンでは、スタッフ一同、「これだよ、これ」と熱くなったという話。
      ただ、しっかり役作りをする人で、セーラー服で売っていく感じではないんだ、というような事を言っていました。
  • 最後はやや雑談。ここで監督が学生の折、南米で1年ぐらい生活をしていたことがあるという話が出、その時の経験が今回の映画にも少しは反映されている…という事を言っていました。
  • 以上で、一通りの挨拶とトークが終わると、最後の一言らしきものは特になく、そのまま退場。プレス撮影タイムは無しでした。
  • が、移動の混乱を避ける為、という説明で、その後、司会から、関連商品の宣伝タイムがあり、しばし館内で足止め^^;