X-MEN:ファイナル ディシジョン (http://www.x-menfinal.jp)

有名なX-MENの第3弾にして最終章。
暇だったので、有楽町のスカラ座で見てきました。


今回は、ミュータントが人間になる特効薬が開発されたという事、そして、潜在的能力が最強らしいジーンが己の力を持て余し、二重人格化して、そのまま敵と化すのが大筋でした。

ストーリー展開は王道で分かりやすく、肩の力を抜いてアクションに集中して見ていられます。
因みに、王道すぎて、敵のようで味方であり、味方のようで敵であるジーンをめぐって、「世界を救うか、愛を取るか」みたいな、お約束の展開もあったりします。


が、最強の暴れ馬と化したジーンと、ミュータントの能力を封じる治療薬(キュア)が、2大トピックスとあれば、当然、最後はゴニョゴニョゴニョ…と思っていたのですが、これが実はほとんど絡まらないという謎展開。
また、この治療薬は、そもそも、ミュータントの能力を封じることが出来る少年からヒントを得て開発されたらしく、実際、劇中では、この少年が(少しは)鍵のように扱われる訳ですが、結局、言うほどの活躍が無く映画が終わってしまって、ちょっと脚本が浅はかすぎる気もしました。


まぁ、筆者は原作を知らないのでなんですが、「原作がそういう展開だから。」と言われてしまうと、この辺は、それまでの不満かもしれません…。