ワイルドスピード×3 (http://www.wx3.jp/top.html)

X-MENに負けず劣らず、こちらも密かに第3弾。
同じく、有楽町で見てきました。


内容は、いわゆるカーレース物。
で、今回は、主人公が、日本の父親を頼って来日するところから話が始まり、日本を舞台として、カーレース。
という訳で、狭い日本、そんなに急いでどこへ行く…という感じでレースはもっぱら“ドリフト”勝負。
因みに、ストーリー的には、ドリフトキングという設定の、やくざが親戚なチンピラともめて、なぜかいつも車でケリをつけることになる…という感じ。


とりあえず、売りのカーレースですが、確かにドリフトテクはかなり凄く見えました。
ただ、カット割が頻繁すぎて、むしろ、慌ただしさに目が付いていけず、見難い印象。
また、前方からのカットが多かった気がしますが、これはむしろ、後ろから、ドライバーになった気分で抜きつ抜かれつの臨場感を味わえるカットを多用してくれた方が良かった気がしました。


尚、文字通り、この映画は、カーチェイス・カーレースが中心の映画のはずですが、いきなりスカートがチラリとしてしまったり、レースのスタートの合図でブラジャーを放り投げてノーブラになってしまうシーンがあったりと、かなりコマ送りや静止をしたくなる残念なシーンが連発。
筆者は、車に乗らないので、むしろそちらの方がやや来てしまいました(爆)。


ただ、それは半分冗談で(笑)、そういう“車”と“女性”だけが見所の映画かといえば、そうではなく。
日本が舞台というせいか、時々出てくる神妙なドラマシーン(?)でのやり取り(台詞)が、聞きようによっては、かなり奥深い感じでした。


ところで、ドリフトといえば、ナガサワも今年、似て非なる「ドリフト」という映画に出演しており、そのDVDを先日買ったばかりなのですが…。
この映画を見た後で、そのDVDを見ると、あちらのカーレースがかなり貧相に見えそうで怖いです(ぉ