「あなたの人生お運びします」

※今日放映があった訳ではありません。


初回を見た時はどうなる事かと思ったが、それでもノルマとして毎回見ていると、最近はだいぶ見られる感じになってきている。いや、見られるどころか、だいぶ面白く思える。
というか、既に最近では、関西弁を軸に持ってきている点といい、RPGを彷彿させるストーリー展開といい、ドラマとしては面白い試みも充満しているように思う。


ただ、世間一般的にはそうではないらしい。
いや、ネット上では良い評価を多く見るのだが、視聴率的には、全くそうではないらしい。
筆者自身の評価とは裏腹に、上どころか、中でもなく、今期のドラマの中では、下、しかも、ワースト3を争う勢いとのことである。


思わず「おかしい」と思ったが、良く考えてみると、視聴率の低迷が理にかなっているので、グーの音も出ない。


前半戦で視聴率がワースト3を争うドラマは、この「あなうん」のほかは、「伝説のマダム」と「動物のお医者さん」らしいが、この3つのドラマには2つの共通点があるように思う(もっとも、この3つのドラマに限る共通点でも無いが)。


1つは、いずれも裏番組が強力である事。特に「伝説のマダム」は、かの有名な「SMAPxSMAP」の裏番組である。
ちなみに、「動物のお医者さん」は「どっちの料理ショー」と「ホットマン」が、また、「あなうん」は「ダウンタウンDX」と「ムコ殿2003」が裏である。


すなわち、低迷の背景は、「他局に食われている」という事であり、視聴率の鍵を握るのは、「興味のない番組は見ない人」では無く、「とりあえずテレビをつけておく人」という事らしい。


では、なぜ他局に食われるのだろうか。それは「若い女優が安定的に画面に写って居ない」ことのように思われる(爆)。これが上記3ドラマの二つ目の共通点である。


例えば「動物のお医者さん」と「ホットマン」のどちらを見るかと考えた時、原作由来の人は別として、一般大衆は、「加賀美早紀平井理央」か「矢田亜希子市川由衣小西真奈美」という計算をしているのではないだろうか?(爆)
それなら十中八九「ホットマン」で決まっておかしくない。
同様に、「あなうん」と「ムコ殿」では、「椎名法子小池栄子宮本真希」対「星野真里末永遥小野真弓」な計算が進行しているに違いない。
が、筆者の見たところ、前者では安定的に画面に写るのは小池栄子のみ。これでは、ムコ殿に勝てるはずが無い(ぉ
「伝説のマダム」に至っては、若い女性が出て居ないような…?(ぉ


というわけで、「あなうん」が視聴率をあげる為には、椎名法子宮本真希をもっとバンバン画面に写すべき、というのが今回の結論である(爆)。