太平洋の奇跡

良くないとは思いつつ、結局今日も一日部屋に引きこもり、PS3三昧。
で、そのまま惰性で一日を終える気になっていたのですが、


いつもお世話になっている三宮シネフェニックスが本日で閉館。


という事実を思い出し、とりあえず行ってみることに。
ちなみに、色んな意味で夕方〜夜の上映という事で、当初は「ツーリスト」を選択しようとしていましたが、「ツーリスト」は「ツーリスト」で何か微妙な雰囲気を感じて見ずにいたという、その一点が引っ掛かり、結局、回避。こちらの映画を見てきました。


閑話休題
内容は、太平洋戦争終焉の頃のサイパン島を舞台に、
日本軍が撤退しても現地で民間人とともに米軍に抵抗していた大場大尉の実話をもとにした話。


設定的には確かにおかしくないのですが、
見ていて、妙に違和感を感じたのが、
なんでそこに井上真央がいるの?というところ。
あんなかわいい子は戦場の最前線、しかも野山に潜伏してはいないでしょう(キッパリ)。
百歩譲っても、食糧不足とか、日々の不安で、もう少し目がぎらついたり憔悴してないとおかしい。


ぃゃ、それよりなにより、、え?そんなんでいいの?というぐらい、スタンスの変わり身が早かったのにビックリorz


また、大尉が米軍を悩ます様は、確かに見ていて「さすが!」とか「なるほど!」と思える部分があったのですが、かといってそこを中心とした戦争映画という訳ではなく、また、敗戦色が濃くなる状況で進退を悩む心理描写が強い映画というわけでもなく、ちょっと中途半端な感じも受けました。


それはさておき、実は一番気になったのは、
近くのおじさんがとにかく上映中、傍若無人っぷりを発揮しまくりだったこと。
夕方なので、時間的にお腹が空くのはわかるのですが、ガサゴソうるさく、しかも食べ終わったら終わったでゲップ連発でうるさくorz


映画館はどちらかと言えば公共の場として取り扱うべきで、自宅でビデオを見る感覚で居るのは何か違う(=自分が楽しむのは回りに迷惑を掛けないのが大前提)と思う筆者は、こういう人を見るたびに、一体、どんな親がどんな躾をしたんだと思ったりしますが、おじさんは明らかに筆者より年上。おじさんの親となると、それこそ戦争体験者で、厳しい軍事教育を受けてきた世代じゃないかと思うのですが…?
あるいは、その年になるまで、周りの人は誰も注意してくれなかったのか、と思うと、むしろ哀れな人だと思ったりしてしまいますが、いずれにしても、上映中にウルサイのは「注意されなきゃいい」という話ではないので、とにかく、ぜひ気を付けてほしいと思います。


なお、冒頭で述べたように、本日は三宮シネフェニックスの最終日で、結果的に、この上映が最終上映。
終わって出てくると、スタッフが勢ぞろいで花道を作って「ありがとうございました。」と言ってくれていましたが、「え?こんなにスタッフさんが居たの?」と思ってしまったのはナイショですw


多分関係の方は誰も見ていないと思いますが(見ているとみているなりに、某○川さんが激しくキャワだとか書いていたのが恥ずかしい)、今までどうもありがとうございました&お疲れ様でした。