阪急電車 (http://hankyudensha-movie.com/)
という以前に、原作を貸してもらって完読済な手前、とりあえず。
閑話休題。
内容は、関西の私鉄阪急電鉄の今津線を舞台に、
何人かの女性が、色んな形でお互いにかかわりあいながら、
それぞれ、人生を(良い形で)転機させていく話。
どうしても原作と比べてしまいますが、
ほぼ原作を踏襲していると思いました。
そういう意味では満足なのですが、
逆に、原作と変わる部分が殆どなく、
そういう意味では、少し物足りない部分もありました。
この辺りは少し考え方が難しく、
もともと正解のない話なのだと思いますが、
例えば、筋は同じとしても、エピソードを少し変えるとか、
キャラを印象付けるために、原作では描写しきれていない、各キャラの日常を敢えて、多く挿入する、
ぐらいはアリだったかもしれません。
逆に、新しい登場人物をねじ込んだり、
そもそものラストを変える、というのは、むしろ原作ぶち壊しになりやすいので、そういうことをされるとこれはこれで困りますがw
ちなみに、電車の車内シーンは、
物によっては、車庫で、手動で電車を揺らしながら撮影、
と聞いていますが、
残念なことに、その揺らした効果が非常にわかりにくかったですorz
話は戻りますが、
内容的に、
人生の転機に差し掛かっている人には、
何らかの示唆を与えやすい気がして、
一見の価値はあるかと思いました。
なお、肝心の戸田恵梨香は、
久々に見ましたけど、
良くも悪くも変わってなく、
筆者的には逆にそれがちょっと微妙でした。
一方で、嬉しい誤算だったのは、相武紗季の友情出演。
実家が宝塚だったはずなので、有り得なくはない訳ですが、全く予想してませんでしたw