VAIO typeG(VGN-G3)にWindows7をクリーンインストール。

実際には、再検証作業を行ったところで、ドツボにはまり、目下、試行錯誤を余儀なくされていますが、
今更ながら、いよいよ筆者宅のG3もWindows7化する事となり、本日はその話など。

筆者宅のケース

  • typeGはG3を使用。因みにストレージはSSD
  • Windows7は、アップグレード版を用意。
  • Sonyよりサプリメントディスクを取り寄せ済み。

ポイント

  • アップグレード版を使用してクリーンインストールをする場合、元々動くOSがインストール済みであることが必要。
    • インストール作業中のストレージフォーマットは可。一方で、フォーマット済みのストレージへのインストールは不可。
    • 従い、インストール作業中に何らかのエラーが出て再トライする場合、XPやVistaのインストールからやり直しになる可能性が高い。これはかなり面倒。
  • サプリメントディスクを利用するには、原則として、リカバリ領域を残しておく必要がある。
    • 基本的には気持ち悪い。が、インストール後に領域を開放して、ページファイルやテンポラリーファイル専用領域にしてしまえば良い。
    • サプリメントディスクを使用すると、個人的に不要なソフトもインストールされる。削除で対応する事に妥協できない場合は、違うやり方をする必要がある(筆者は、その別の手順を確立できていません)。
  • ハード的には64bit版も使えるはずなのですが、筆者宅ではディスクのフォーマット形式に関するエラーで拒絶され、無理でした。
    • エラーから推測するに、リカバリ領域も含めたストレージ全体のフォーマットが必要となっている気がしますので、アップグレード版もしくはサプリメントディスクのどちらかを使わない事にすれば、容易に回避可能な問題という気もします。

手順

事前準備
  1. 言うまでもない事ながら、データのバックアップをしておく。G3の場合は、SDカードやメモリスティックを利用するのが便利。或いは、ネットワーク経由で逃がすか。
  2. リカバリ領域を削除済みの場合は、一旦、工場出荷状態に戻す。
  3. 不要なハードは取り外す。特にAIR-EDGEははずしておく。
Windows7インストール手順

特に変わった話があるわけではなく、普通にWindows7をインストールして、その後、サプリメントディスクの使用。
これらが終わったところで、自分なりの不要ソフト(例えばウィルスソフトとか)を削除して、Windows UpdateVaio Update。


インストール中、ディスク選択時に「削除」と「フォーマット」の二者択一を余儀なくされますが、「削除」の場合は、システム領域に約100MBが予約され、「フォーマット」の場合はそれがないようでした。
もっとも、どちらがどう秀でているか迄は不明。

特記事項
  • 内蔵DVDドライブ

ドライバの関係と思いますが、筆者宅では、Windows7のディスクを認識しない時がありました。
傾向として、Vista上からは認識せず、インストールでの直接起動時は認識する。そんな感じ。
従って、念のため、外部DVDドライブがあると無難ですが、外部DVDドライブは外部なりに、ドライバがないとインストール作業が止まる恐れあり。
(実際には、現在、この作業検証で難航中。。。)

サプリメントディスク使用により、認証ソフトもバージョンが上がったように見えますが、Firefox最新版はあくまでも対応してくれません。
対策は、本家サイト(英語)のこのあたりを参照。

WILLCOMのサイトにあるAIR-EDGE Easy Setup Toolを利用するのが簡便。
但し、Windows7インストール時にカードを刺してしまっていると、何やら標準ドライバが勝手に入れられてしまうようで、その状態でこのソフトを起動しても動かないよう。要注意。