悪人 (http://www.akunin.jp/)

実は本日、既に連休に突入していた訳ですが、
かといって、何をする訳でもなく、ただただのんびりと夕方を迎えてしまいました。


というわけで、いつものように、逆に夕方になってから、何か充実したことを…という意識が強まり、また映画。


何を見に行こうか、少し考えるところがありましたが、
結局、
「評判がイイらしい」
という情報を突然入手したのが決め手で、この映画。
ちなみに、いつものミント神戸OSシネマズ。


閑話休題


内容は、
いわゆる、愛憎のもつれから、女性を殺害してしまった青年が、
その後、心を許せる女性に出会い、良心の呵責にさいなまれつつ、逃避行する話。


色んな意味で考えさせられる部分のある映画で、
そういう意味では、前評判は、納得できました。


ただ、話(原作)がだいぶ深淵な印象で、
女性の父、青年、青年と出会う女性、青年の祖母、女性の彼…と、色んな人の視点を、全て2時間弱に盛り込もうとした結果、いくつかが中途半端に終わってしまった感は否めませんでした。


あるいは、別の言い方をすると、伏線のように見えて、話が繋がらずに終わったエピソードが2,3あった気が。。。ネタばれになるので、何と何、とまではいいませんが。


まぁ、とりあえず、深津絵里は、確かに、好演でした。