ベスト・キッド (http://www.bestkid.jp/)

本日、2本目。
立て続けに、OSシネマズミント神戸


内容は、不朽の名作「ベスト・キッド」のリメイク版で、
中国に引っ越した少年が、色々あって、カンフー少年にいじめられる事になり、そのいじめに対して真っ向から立ち向かおうと、カンフーを習い、そして、大会で、いじめっ子と正々堂々闘う話。


いきなり、
デトロイトの車会社に勤めているお母さんが、中国に転勤、
という、かなりリアリティあるシュールな設定が飛び出てきて、
コレは一体どうしたものかと思ってしまいましたが、


その後も、


制服を着るのが制服の日だけ、と教えられたにも関わらず、いつも制服を着てない主人公


とか、


最初に、主人公とかなりフレンドリーになったはずなのに、その後、ぱたっと出番が消えた金髪の少年


とか、



そもそも、目をつけられるぐらい、ヒヨワだった主人公に対して、いきなり一目惚れ的だったヒロインは、一体、彼のどこに惹かれたのか(髪型だけ?)


とか、


そのヒロインと、いじめられっ子は、父親同士の仲が良いらしいのですが、基本的に、その設定が全く使われてなかった


とか、


細かいところで、ツッコミどころが満載である一方、


起承転結がしっかりしていて、非常に見やすく、わかりやすく、また、同じストーリーであるにもかかわらず、リメイクであることを全く感じさせないぐらい、新鮮で、筆者的には、かなり良かったと思いました。


ちなみに、よくよく上映スケジュールを見ていたら、どうも2時間半ぐらいあって、最近にしては長めな感じ。
で、一瞬、「もっと短くていいのに」と思いましたが、よくよく考えてみると、同じ料金で長く楽しめるわけなので、出来がいいなら(ここが重要)、むしろ長時間の方が、お得。


単に時間つぶしという観点ですら、推せる気がしましたw