彼岸島 (http://wwws.warnerbros.co.jp/higanjima/)

昨晩、メールを整理していたときに、
既に申し込み期限が切れている、
ぴあのプレリザーブメールを見ていて、
遅まきながら、大阪で舞台挨拶があり、
しかも、これに水川あさみが来るということを知りました。


で、なんとなく、
舞台挨拶のあるブルク7のホームページを見てみたら、
ぴあの発券に残席が出ていて、当日券があるという話。


余談ですが、
よほどノーマーク率が高かったのか、
結果的には、16:00の段階で、
舞台挨拶のある16:30の回は完売していたものの、
同じく挨拶がある19:10の回は、まだ残席があるようでした^^;


それはさておき、
そういう訳で、
舞台挨拶で水川あさみを見るために、
急きょ、織り込んでみた感じ。


閑話休題
内容は、
ヤングマガジン」連載らしい同名漫画の映画化で、
行方不明の兄が、
或る吸血鬼の為に、島が荒らされている、地図に無い島「彼岸島」で1人闘っていると知った弟が、
その仲間たちとともに、彼岸島に乗り込み、
結果的には、兄と合流し、
吸血鬼と熾烈な戦いを繰り広げる感じ。


基本的には、
テンポよく話が進み、
また、ひたすら続く吸血鬼らとの戦いも、
割と赤裸々にグロイ感じで(なのでPG-12)、
そういう点では、だいぶ圧倒されてみていました。


ただ、よくよく考えてみると、
ストーリーが薄く、また、おかしなことが多いw


まず、兄はとても良い人に見えるのですが、
その兄が、
なぜ、全く見ず知らずの土地で、
何の躊躇もなく、土地の神社の祠にずけずけと入ってしまうのかが、理解不可能。


更に、弟が兄を助けに行こうとして一人で島に向かおうとしたところで、
それを見過ごせず、仲間たちがついていくというのは、
とても美しい友情の世界なのですが、
結果的に、仲間たちは、誰一人として、役に立っていなかったような…?


ぃゃ、それどころか、
約1名、弓道が出来る人がいて、
ちょっとそういう戦いを予感させつつも、
実際、道具も持って島に乗り込むんですが、
結局、弓道シーンゼロw


そんな状態で、
「私たち、色々背負って生きてくことになるんだね…」
って、何か違いませんか。


また、水川あさみの役どころは、
或る意味、話の鍵となっているのですが、
立場が、二転三転していて、
これまた、映画を見ているだけでは、
ちょっとピンとこない部分も。。。


要するに、映画では、結構、死んだ設定になっているものが多く、
おそらく、原作では、この辺も、ちゃんと話が豊かにあるんだと思うんですが、
残念なことに、映画では(個人的には)この死に設定が目立ってしまっていました^^;


よくわかりませんが、
余りストーリーは深く考えず、
単なるアクション映画として見るのがいいのかも。