PUSH (http://www.push-movie.jp/)

どうも先週からの公開のように思うのですが、
なぜか三宮では、神戸国際松竹で1日1回しか上映が無く、
この時点で、「その程度の映画」な気がして、
スルーにするべきか、少し悩んだのですが、
とりあえず、なんとなく、惰性で見に行きました。


閑話休題


内容は、
超能力を軍事もろもろに利用しようと企む政府機関から隠れて過ごしていた
或る超能力を持つ青年のもとに、予知能力者の少女が現れて、
少女の母親の生死のカギを握るという、
或る女性(実は元カノ)の捜索を依頼される事から物語が始まる、
いわゆる、超能力合戦。


もう少し、ガッツリ行ってもいいんじゃないかと思いましたが、
それなりに、超能力者の能力特性が活かされた戦いになっていて、
しかも、敵さんの未来予知への対策が、
結構、「なるほど。」と思わせるものがあり、
見ていて、普通に楽しめました。


ただ、冒頭で、
「母親の生死に係る」
という話がある一方で、
その母親は、かなり影が薄く、
いかにも終盤になっても、
母親がどうなるのか、サッパリ読めない状況で、
「忘れてないか、母親を!」
と思ったら、
文章にして1行程度のセリフで母親の顛末が終わるという、
そこに、かなり愕然とするものがありました^^;