レイチェルの結婚 (http://www.sonypictures.jp/movies/rachelgettingmarried/)

筆者が映画を見に行く際は、
大体、ストーリーベースで選択していますが、
ごくまれに、ストーリーよりも俳優で選ぶ時があります。


男優もそーいうのが一応ありますが、
女優の場合が特に顕著(笑)で、

は、割と押さえようとしています。実は。


で、この4人に続くセカンド・ジェネレーション的な位置にあるのが、
今だと、ジェシカ・アルバアン・ハサウェイ


という訳で、
そのアン・ハサウェイが出ている映画なので、見に行きました。


因みに、OSシネマズミント神戸


閑話休題
内容は、
長女のレイチェルが数日後に結婚式を挙げるというタイミングで、
薬物依存な次女キム(アン・ハサウェイ)が、更生施設から一時帰宅するという設定で、
その数日間の家族のやり取りをで、
次女の心の葛藤を赤裸々に描いた感じ。


ストーリー的には、少し微妙な感じでした。
というか、
一番最初に次女が薬物依存になった理由がよくわからないままだったのと、
次女が、今、まさに更生しようとしている・変わろうとして葛藤する様はヒシヒシと伝わってくるものの、
何をきっかけに変わっていこうとしているのかが、これまた良くわかりにくく。


ただ、
「人を死なせてしまった」場合は、
その人が生き返らない以上、
他人が自分を許してくれても、自分では自分を許せず、
加えて、自分で自分を責め続けることが、
皮肉なことに自分の心の平安を保つ上で重要な位置づけになる
という歪んだ心理状況は、痛いほど共感でき、
また、それをアン・ハサウェイがうまく(自然に)演じていたように思います。


従って、良くも悪くも、アン・ハサウェイあっての映画だったような気が。