プライド (http://www.pride-movie.jp/)

元々見る予定はあったのですが、大阪で舞台挨拶があるというという事で、本日、合わせてきました。
因みに、前述の通り、梅田のブルク7。


閑話休題
内容は、歌の才能に恵まれた2人の全く対照的な女性が、
お互いにオペラ歌手としての大成を望むのですが、
お互いの才能を認めつつも、
運命のいたずらもあって、お互いに相手が立ちふさがる壁として立ちはだかり、
結果的に、熾烈な戦いを繰り広げる事になる話。


ステファニー演じる史緒は、有名なオペラ歌手を母として裕福な家庭に生まれ育ち、
しかしながら、それが時にコンプレックスとして働き、自分との闘いを繰り広げる。
一方、満島ひかり演じる萌は、酒びたりの落ちぶれた母とともに、貧しい家庭で育ち、
とにかく他人との闘いを繰り広げる。


非常に分かりやすく、かつ、非常に対照的なこの二人が、
お互いに全く異なる「プライド」に対する価値観を持って、歌う。


映画が良かったというよりも、
むしろ、そもそもこの設定を生み出した、原作の一条ゆかりに敬意を表したくなるような映画でした。


因みに、二人は、どちらかといえば、萌のキャラが強烈な訳ですが、
満島は、その萌を見事に好演している感想で、
エピソードがてんこ盛りで、目まぐるしい展開であったにもかかわらず、
それが気にならないぐらい、一気に2時間が過ぎ去ったような気がしました。


逆に言うと、良くも悪くも、もう少し見たかった感じ。