空の境界 第五章 (http://www.karanokyoukai.com/)

まずは、過去の経緯から入りますが、
この映画は、原作全七章を完全映画化する予定らしく、
今回が、ハリー・ポッターも顔負けな、第五弾。


で、筆者は、全く原作を知らないにも関わらず、
しかも、関西在住なのに、
過去四章を全て東京で鑑賞するという快挙を成し遂げていました(自爆)。
という訳で、


毒を食らわば皿まで、
人を救うば血を見るまで


とばかりに、残りの第五章〜第七章も、東京で見る覚悟を決めていたものの、
少なくともこの第五章は大阪のテアトル梅田でも普通に上映すると判明。


という訳で、それなら大阪で行くしかないでしょう、という事で、本日、敢行。
もっとも、9時10分の初回を1時間前ぐらいに並びに行くと、すでに長蛇の列。













で、結局、朝早くから並んだにもかかわらず、筆者が窓口にたどりつくよりも相当前に、初回の椅子席は完売。
2回目の上映に流れざるを得ないという、トラップにひっかかりました。
みんな、コミケに行ったんじゃなかったのかよっ!と言いたい^^;


閑話休題
内容は、
これまでの四章とは異なり、112分と長い所からも察しがつくかもしれませんが、
全七章の中では山場的な感じで、今回は最凶気味な敵が現れていました。


満腹と早起きという、ダブルコンボが来てしまったため、
序盤は、少し意識を飛ばしながら見てしまいましたが、
後半は、とにかく凄いことになっており、
しかも、ジョセフ顔負けな、台詞先取りも炸裂ッ!
112分は伊達ではなく、今までよりもだいぶ見ごたえがあった気がします。


というか、これを見ると、今までの四作を社会勉強がてら見ていたのが生きた、とも(笑)。


尚、筆者は、まだ原作はよく知らず…というスタンスでして、
原作との比較については全く感想が書けませんが、
ただ、内容にあまり違和感を感じなかったので、
そこも、だいぶレベルが高い脚本だったのだろうと推測しています。


ところで、話を人出に戻しますと、初日なせいもあるのか、結局、筆者が観賞した2回目も立ち見多数。
ざっと30人ぐらいはいた気がします。
そういう意味では、内容には不満ないものの、知らない人がフラリと見に行くのは、少しお勧めできない気がしました。