犯人に告ぐ (http://www.hannin.jp/)

以前、見ようとしていたのですが、筆者宅の周囲では上映が無く、
結局、見逃したまま、本日まで来てしまっていました。


で、「空の境界」を見て、「ペチカ」で昼食を食べた後、
この後はどう一日を過ごそうかと悩んでいたところ、
この「犯人に告ぐ」が新宿では、まだ上映しているという事が判明し、
しかも、本日限りで今日行くしかない状態な上、
何より、上映時間が非常に手ごろだったという、トリプルミラクルが起き、
急遽、見てきました。


もっとも、人気度が高い映画なのか、
これもプログラム(パンフレット)が売り切れ…(遠い目)。


そして、一応、スタッフに「入荷の予定は?」と聞きますが、
上映が本日限りなので、目処がないと言われてしまい(爆)。
まじかーっと思いましたが、交渉によって、何とか見本に使われた奴を買わせていただく事が出来ました(汗)。


閑話休題
内容は、
昔、誘拐事件の捜査でミスをして、左遷されていた或る刑事が、
連続幼児殺人事件の総指揮官として抜擢され、
TVを巧みに利用しつつ、事件を解決し、その昔の汚名を返上する…感じ。


イメージ的に、
刑事と殺人犯が、高レベルな頭脳戦を展開する映画だとばかり思っていましたが、
実際にはそういう感は無く。
むしろ、描写が刑事の視点だけで、捜査における内部との軋轢といった苦悩ばかりがクローズアップされていた感じ。


その為、ストーリーの二転三転が少なく、推理物として捉えると少しインパクトが弱かった気がします。
一応、トヨエツが終始シリアスな感じなので、そのせいで、それなりに緊迫感はありましたが…。