ストレンヂア 無皇刃譚 (http://www.stranja.jp/)

この映画、どうやら神戸では上映が次の金曜日までらしく、
どうしようかと悩んだ末、結局、見に行ってきました。


内容は、アニメ時代劇で、
追手に追われる子供が、ひょんなことから(キョンなことではない)、
凄腕の剣士と出会い、ともに旅し、助けられるという、
いかにもありきたりな設定。

当然、最後には子供は追手に捕えられ、そして、それを取り戻す剣士之図。
水戸黄門桃太郎侍でもありそうな展開です。


が。


それでも、つまらないという事は全くなく。
逆に、読めている展開通りなのが、むしろ小気味良く、
肩の力を抜いて見ていられるのが心地よく。


また、時代劇には付き物の殺陣も、
アニメという事で、非現実的な構図がとれてしまうにも関わらず、
そうそうオカシナ感じはなく、そういう意味では、高いレベルで描けていた気がしました。


割と良かったのではないでしょうか。
隣の人なんて、最後は、身を乗り出して見てましたし…。


まぁ、強いて言えば、キャラが多いせいか、
若干、背景(生き様)の分かりにくい人がいたのが、少し気になりましたが。


ところで、すごく些細な事ですけど、
途中で、琴の音色が使われるシーンがあるのですが、
あれは、次のシーンも、琴の調べのまま続けて、
その後、音色フェイドアウト、というのが王道では。