TAXi4 (http://www.taxi4.jp)
公開初日。
結局、特典付きの前売り券を買いそびれてしまいましたが、
前回三宮シネフェニックスに赴いた折に、
有効期限3ヶ月の劇場招待券をゲットしていたので、
その消費を兼ねて、即日鑑賞です。
内容は、
既に御馴染となったフランス映画「TAXi」の第4作で、
今回は、いつもの舞台となるマルセイユ警察に凶悪犯が護送されてきたものの、
警官たちのドジから、うまく脱走されてしまう事になり、
ダニエルの協力を得つつ、それを再逮捕する羽目、という感じ。
とりあえず、あの間抜けな署長は健在で、
エミリア〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!(叫)
みたいな、叫び声も健在。
という訳で、署長は良かったです、署長は。
署長ラブ
なら、その期待は絶対に裏切られないと思います。
誰だよ、署長ラブって…。
が。
「TAXi」というのは、
そもそも、プジョーに憧れる気分を煽られるような、
カーチェイスが売りだったと思うのですが、
今回は、その手のカーチェイスシーンが激少。
ぃゃ、無い訳ではなかったと思うのですが、
記憶に残っているのは、緊迫するカーチェイスより、
むしろ、署長の雄叫び、みたいな。
また、この「TAXi」シリーズの悪役というのは、
何故か、どんな凶悪犯でも、
怖いというより、憎みきれない存在
という部分があるように記憶していますが、
それはこの「TAXi4」でも同じものの、
逆に、
どんだけ凶悪な奴やねん?
というのが今ひとつ、ピンと来ず。
むしろ、
署長の方がずっと凶悪。
というのは、一体…。
一応、笑えるシーンは満載で、
そういう意味では、見て損でもないのですが、
ただ、「TAXi」で見られたような、
息を呑むカースタントとか、
いわゆるアクションを期待して見に行くと、
少し残念な感想にならざるを得ないと思います。
そして、筆者はむしろ、
あくまでもそういう正統派路線で攻めてほしかったな、と。