玄箱HGと私 (etch化)
久々の話題です。
因みに、前回は3月で、その時は、久々に起動したところ、ネットワーク上で検知されない…というトラブルの話でした。
で、今回はその続き…と行きたい気持もありますが、いきなり2箱目の話題に(爆)。
え?
と思われるかもしれませんが、昨年の7月に既に購入した報告はしていますですので(キッパリ)。
って、むしろ、買ってから1年以上放置した後、今頃、HDDを入れて組み立てた事の方が驚きですか(爆)。
閑話休題。
事情はともかく、かなりそっち方面から遠ざかっていたのは事実です。
で、記憶を頼りにDebian化を行いますが、よくよく調べてみると、筆者が熱かった2005年の冬から状況が急変しています。
その最たるものが、Debian 4.0(etch)のリリース。
3.1(sarge)を入れてウキウキしていたのが嘘のようです。
という訳で、早速、etch化を人柱してみました。
因みに今回は、
- bnoteさんちの、「玄箱 Debian を Sarge へアップグレード」
- ふと思う--ちょっと考える (いたずら編)さんちの、「玄箱のDebianをwoodyからsargeにアップデート(06.05.21)」
の記事にお世話になりながら、です。
Debian化
Debian化自身は特に問題ないと思うので、省略します。
というか、そもそも「Debian化玄箱HG・まとめ。」を作ったのは、そういう割愛をする為です(煽)。
もっとも、何時の頃からか、だいぶ作業が簡略化できるようになっているようです。
具体的には、以前必要としていた、ハングアップ対策は、特にせずともOKな気配。
とにかく、パーティションを切って、ファイルをコピーして、ネットワークの設定を確認(or修正)して、再起動。これで終わりっぽいです。
尚、後始末として、ユーザーの登録・削除と、sudoのinstallまでは済ませておく事を推奨しておきます。
Sarge化
いきなりetchを入れる事が出来れば、楽なのですが、ネットを見ていると、どうもそれは無理という話。
人柱していないので、良くわかりませんが、とりあえず、まず、Sarge化する事にしました。
因みに、Sarge化自身も楽勝…と言いたいところですが。
以前の手順では、やや迷宮入りの気配。
telnetの英文メッセージを斜め読みしたところによると、原因は、すでにetchがリリースされている事に基づく模様。
要するに、Sargeなファイルをダウンロードしに行く時に、トラぶっている…みたい。
結論から言いますが、以前とは全く別の手順ながら、もう少し楽にSarge化できるようです。
cd /etc/apt/:/etc/apt/ディレクトリーに移動。
cp -p sources.list sources.list.bak.woody:念の為設定のコピー。
vi sources.list:設定の書き換え。
- 「woody」または「stable」と書いてある所を全て「sarge」に書き換える。
apt-get update
apt-get -u dist-upgrade
rebootこれで終わりです(確か)。
因みに、upgradeの時に、何やら色々と聞かれますが、これは適当で良い模様。
というか、良くわからない所は、全てデフォルトでしのぎましたが、特に問題なかった実績あり。
etch化
さて、sargeになった所で、いよいよ本題のetch化です。
が、鋭いぞ、明智君。まさにその通り。(先生!台詞が先走っています!)cd /etc/apt/:/etc/apt/ディレクトリーに移動。
cp -p sources.list sources.list.bak.sarge:念の為設定のコピー。
vi sources.list:設定の書き換え。
- 「woody」または「stable」または「sarge」と書いてある所を全て「etch」に書き換える。
apt-get update
apt-get -u dist-upgrade基本的には、sarge化と全く同じだし(爆)。
尚、ネット調べによると、そのままでは電源が切れない状態になるらしいです。
さすがにそんな人柱はしたくないのと、面倒くさかったので、筆者自身は未検証ですが。
で、その対策が以下、という噂。vi /etc/init.d/halt:管理者権限で設定編集。
- pathの行の下に、「echo -n "EEEE" > /dev/AVR00」と「sleep 3」の2行を追加。
で、再起動して、4.0の文字が見えれば、おめでとうございます、1等ハワイ旅行です(違うし)。
という訳で、sarge化できるスキルがあるなら、etch化自身は楽勝で、筆者も勢い余って、何も考えず人柱してしまった感がありますが。
後で調べてみると、etchでは、webminがapt-getでinstallできないらしく…(遠い目)。
ファイルサーバーを立ち上げるのに、webminを自力で導入するか、sambaを自力で設定するかの、二者択一状態(汗)。
結論として、etch化は、いつも以上に、自己責任で宜しくお願いします(苦笑)。