プレステージ (http://prestige.gyao.jp/)

本日は、当初、あいぴーのイベントの為に必死に上京か、あるいは、朝早くから大阪に出て、必死にあいぴーの直筆サイン入りポスター確保という動きで考えていたのですが、ふとネットを見ていると、この「プレステージ」で初日プレゼントがあるとの事。しかも、それが、あの「ジョジョの奇妙な冒険」でおなじみの、荒木飛呂彦氏イラストのステッカーと来た!!


あいぴーも捨てがたく、一瞬、悩みましたが、結局は、ステッカー確保を最優先。あいぴーそっちのけで、急遽、初回上映を敢行してきました。
因みに、いつもの、ミント神戸シネマズですが、上映開始の30分以上前に到着したにも関わらず、窓口は長蛇の列で、券が買えたのは、上映開始の5分ほど前。
予想外のトラップにだいぶハラハラしましたが、並んでいた人々は「パイレーツ・オブ・カリビアン」とか「300」とか「スパイダーマン3」とかがメインのようで、結果的には劇場内、ガラガラでした(爆)。
窓口に客が集中するのは、映画館が統合されて少なくなった弊害だと思いますが、レイトショーではいつも窓口がガラガラなので、筆者的には、だいぶ違和感ある光景だったり。
というか、さすがに1日中ガラガラって事はないんだ、と新発見(爆)。


閑話休題
内容は、或る不幸な事故をきっかけとして、確執が生じた2人の奇術師の話で、うち片方の奇術師の死から物語が始まり(当然、もう片方の奇術師に殺人容疑が)、その死の真相に迫るという感じのミステリー。


予告編からは、お互いに切磋琢磨して技術には技術で応えるという、だいぶ爽やかで華やいだ映画なのだろうと、想像していましたが、実際には、全く逆で、お互いの脚の引っ張り合うというか、「やられたらやり返せ」といわんばかりの報復が凄まじく。
たとえば、観客を装って相手のステージに上り、タネを見破って相手のステージを失敗させる…みたいな、いかにも奇術師ならでは、という対決が頻繁でした。
ただ、やっている事は陰鬱ですが、はっと目を見張る奇術が連発するせいか、あまり気分が暗くなる事もなく、むしろ、とにかく、その奇術に目を奪われる感じ。
冷静に考えてみると、映画なので、SFXとかを使えばどんな映像も可能な訳ですが、そんな事はすっかり忘れて、「すごい、すごい」と思いまくってしまいました(爆)。
もっとも、その奇術は、映画にとっては単なるスパイスや脇役であり、むしろ、ストーリーの中に、もっと大きな奇術が隠されている、という(笑)。


想像していた内容とは違いましたが、或る意味では、奥が深く、割と良かったと思います。


尚、映画が終わると12時でしたが、食事もせずに、そのまま必死に大阪に出たのは言うまでもありません(爆)。