TypeTにWindows Vistaをクリーンインストールする。

早速人柱しました。
因みに、筆者宅のTypeTは、型番的にはVGN-TX92PSで、メモリは1GB増設済み。OSはWindowsXP Professional
一方、導入テストをしてみたVistaは、Businessになります。

Vista自身のインストール。

普通に終わります。


但し、クリーンインストールの場合は、指紋認証Felica、Flashmediaといったデバイスが幾つか自動認識されず、自力で問題に当たる必要が有ります(これに関しては後述)。
一方、無線LANBluetoothについては自動でインストールされます。
尚、言うまでも無く、Vista自身を入れただけでは、Sonyなアプリは入りません。

快適度。

まずはゴソゴソする前に、公式(違)ベンチマークテスト。

コンポーネント 点数 詳細
プロセッサ 2.7 1秒あたりの計算能力
メモリ 4.2 1秒あたりのメモリ操作能力
グラフィックス 2.0 Windows Aeroのデスクトップパフォーマンス
ゲーム用グラフィックス 2.3 3Dのグラフィックスパフォーマンス
プライマリーハードディスク 3.4 ディスクのデータ転送速度

結果は↑な感じで、因みにTotalではわずかに2.0点。
最近組んだCore2Duoマシンの場合はどの項目も5点近くあったので、それに比べれば、能力半分といった所でしょうか。
しかしながら、話題のWindows Aeroは普通に動き、格別に動きが鈍くなったような印象は無し。
感覚的には、進化してプログラムが効率化した部分と、要求能力が上がり負荷が増えた部分が相殺し、結局XPと同じ快適度…といった所。


問題は、OSだけで15GB食う事で、メインマシンとして使用している場合は、data保存領域的に、ちょっと使い勝手が悪くなるのが否めません。

VAIO特有デバイス・アプリのインストール。

結論から言うと、公式HPに「『Windows Vista サプリメントディスク』を有償提供する」という記載が有り、これを利用すれば、何も悩まずに事が終わるのでしょう。
が、筆者の場合は、2月半ばまで待てば無償でダウンロードできる気配がある為、当然、申し込み無し。
で、以下、そういう感じで強引に対処しようとした結果について。

  • 基本的には、WikiにあるXPクリーンインストール法に準じてよさげ。
  • 但し、最初のデバイス登録については、chipsetとvideoはおそらく不要。
  • KB835221も機能面から類推すると不要っぽく思われますが、真偽は不明。
  • 一方、Sony Shared LibraryとSony Utilities DLLは多分必要。
  • …という感じでも、少なくとも、Felica指紋認証は問題なく動作。
  • その他。メモステのアイコンは、やり方を誤ったのか当初変わらず。
    が、ゴソゴソしているうちに気付けば復活。
  • oeminfo.iniとOEMLOGO.BMPについては、入れてみても違いが分からず。プロパティの画面が変わった事から、そもそも不要ファイルと化している感有り。
  • AVボタンは(「AV Mode Button Utility」によって?)全て動作しますが、画面表示は連動せず。
  • 所謂ホットキー、「Fn+α」や手前の音量ボタン関連については、「HotKey Utility 3.1.0.15170」を入れた場合、F12のみ正常動作。他はF5が何とか動作しますが、輝度モードになった後はカーソルキーでないと設定変更不可。他方、F6以後と手前の音量ボタンは動作せず、死に体。
    尚、消音ボタンは、デフォルトで動作。そういう意味では、一連のボタンの動作が怪しくても“使える”レベルは維持されていますが…。
  • VAIO UPDATEについては少なくとも3.0が動作可。
    但し、VAIO UPDATEを駆使しても上記不具合は解決せず。

という訳で、とりあえず、新たな人柱待ち(爆)。