どろろ (http://www.dororo.jp/)

時間がつぶしきれなくなり、結局、本日のうちにこなすことにしました。
もっとも、いけると思って行ったのですが、結局、寝てない影響が出て、要所要所を除いて、だいぶ居眠り状態でした…(遠い目)。
具体的に言うと、後でパンフを読んで確認した感じでは、ほとんどのシーンは“何となく”覚えていますが、最後のラスボスだけは全く記憶に無い…程度の寝落ち度。という訳で、以下、その程度の鑑賞での感想となります。


閑話休題
内容は、手塚治虫の同名漫画の映画版で、或る男が、天下を取る為の力を得る為、自分の赤子を魔物のいけにえにするのですが、その子供(百鬼丸)が何かの弾みで、人造人間のような感じで、生きながら得、自分の体を取り戻す為に、魔物どもを倒し、また、自分をそういう運命に陥れた、父に対峙する…という感じ。


魔物退治のSFXはかなり来ていました。
また、メインな妻夫木君と柴咲コウの演技も良かったと思います。少なくとも、すんなり見ていられました。
そして、ストーリーも単純明快。


が、どうもインパクトが弱いというか、なんというか。だからこそ、寝堕ちてしまったのだと思うのですが(爆)。
たとえば、この手の話だと、宿命のライバルという存在が居て、事有る毎に邪魔される…という展開がありがちですが、逆にそういうのがあれば、もう少し、話にしっかりした筋が一本通ったのかな?と思ったりしました。
要するに、百鬼丸が強すぎで、苦労感が伝わってこないというか、なんというか。


後は、演技的には問題ないのですが、柴咲コウが、設定と脚本的な問題で、ほとんど全編、カリカリと怒鳴りっぱなしで、これがかなり安眠妨害(違)。もう少し、“感情の起伏が激しい”という観点で、喜怒哀楽を見たかった気がします(思い返すと、泣くシーンも、一応、割とありましたが…)。