パプリカ (http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/)

今年最後の映画です。
正月休みに見に行くと1,000円だと思いつつ、結局、本日見に行きました。
因みに、シネカノン神戸に初回上映を見に行くと、到着が上映開始約5分前だったというのに、館内はわずか3人…(遠い目)。


閑話休題
内容は、或る研究所から、他人と夢を共有できる”DCミニ”と呼ばれる装置が盗まれ、これを研究所の所員と夢探偵(らしい)のパプリカが捜索するという話。


内容が内容なので、原色バリバリで豪華絢爛ながらも混沌とした夢描写のシーンが多く、しかもそれが“DCミニ”の効果によって、現実とも夢の中とも付かない状態になって話が進むので、ふと気を緩めると訳が分からなくなり勝ち…な映画でした。
が、逆に言うと、そういう夢の中をリアルに描いているともいえ、加えて、オチはすぐに読めたもののストーリー自身が割としっかりとしており、何より、他人の夢の中に入り込んで他人を導くパプリカが非常に魅力的に描かれていたので、筆者的には“アリ”でした。


因みに、設定がしっかりしているので、例えば、夢に入り込む普段のセラピスト作業をオムニバス形式で綴ったような感じでも良いので、是非、続編希望。というか、むしろその方が面白そうだ…とも(爆)。