硫黄島からの手紙 (http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/)

銀座シネマポイントカードで無料観覧してきました。


内容は、先日公開された「父親たちの星条旗」とあわせて“硫黄島2部作”との事で、こちらは日本から見た硫黄島話。
で、栗林中将という日本側の総司令官が赴任してきたところから話が始まり、この中将を含めて、数人の日本兵が何のために戦い、何のために死ぬかというあたりを描いた感じ。


筆者自身が日本人だから、という理由か、「父親たちの星条旗」よりもはるかに見やすい気がしました。
因みに、あちらは友情を中心に描いていましたが、こちらはむしろ、家族愛と美徳。まぁ、その辺の価値観のなじみ具合も理解のしやすさに一役買っているのでしょう。


もっとも、2部作といっても、映像等で被る部分は余り無く、なんだか、全く関係ない2つの作品という感も…?
というか、そうやって“2部作”を謳うなら、1+1=3的に、もう少し話題被りがあった方が良かったような気がしました。少なくとも、本作に米軍が星条旗を立てるシーンがあるだけで、奥の深さがだいぶ違った気がします。