Core2DuoとVista。

突然ですが、衝動的にCore2Duoのマシンを1台組んで、しかもVista RC1を早速入れてしまいました(爆)。
という訳で、本日は、その辺の話など。

既存Pentium4マシンのCore2Duo化。

事の発端は、久々にIT7機を立ち上げようとしたところ、不調で起動不可能に陥っていた事だったりします。
で、昨晩から、「タイタンクエスト」の傍らで、それとなく復旧作業を試みましたが、結局、復活する目処は得られず。
というか、どうも雰囲気的に、M/Bが寿命を迎えたように思われ…(遠い目)。


実のところ、データさえ取り出せるなら1台ぐらい動かなくても何の支障もないのですが、「Girl's BOX」落選の腹いせとか、「タイタンクエスト」や「シルクロードオンライン」をもっとグリグリの3Dで動かしてみたいとか、そろそろ撮り溜めたMpeg2ファイルの圧縮作業を延々と行ってHDDを整理しないといけないとか、種々の要因が重なり、今回の散財となりました。


因みに、にわか勉強で10〜15万円ぐらいかかると覚悟して買い物に行って、本日仕入れてきたパーツは以下のとおり。

パーツ メーカー 型番等 価格 購入店
CPU Intel Core2Duo E6400 \28,480 Joshin三ノ宮店
Memory A-DATA Vistesta×2
DDR2-800 1GB×2
\14,980×2 DOS/Vパラダイス三ノ宮店
M/B ASUS P5B-V \21,980 Joshin三ノ宮店
HDD HITACHI Deskstar 7K160
(S-ATAII 160GB)
\6,380 Joshin三ノ宮店
Graphic Board GIGABYTE GV-NX76G256D-RH
(Geforce7600GS)
\13,480 Sofmap神戸店
電源 SCYTHE 剛力550W \8,473 Sofmap神戸店
OS Microsoft WindowsXP Professional(OEM) \19,800 Joshin三ノ宮店

ざっと、\128,553(多分)。
ただ、本当に必要だった買い物は、CPU、M/B、メモリ、そして電源だけです。
そして、それだけに抑えていれば、多分、10万円を少し切るぐらい。
筆者の通例の上京方式に換算すると、4〜5往復分ぐらいですか。
というか、そういう訳で、今日は家で節約モードでした。


以下、各パーツに関するコメントですが、主賓のCore2Duoは、最低スペックなE6300でも良かったのですが、JoshinDOS/Vパラダイスではこれがどうも品切れな模様で、少し頑張ってE6400で妥協する事にしました。
逆に、JoshinでE6600が5ヶ限定ながら\38,000以下(確か)で売られている現場に遭遇した時には、もっと頑張ろう…という気になりかけましたが、さすがにCPUだけに4万円近く出すのは気が引け、また、後日のOverClockを考えて、本日のところは我慢。


モリーは、DDRなら1GBぐらい手持ちのマシンから余裕で捻出できるのですが、DDR2が要るという事で、やむを得ず散財。


そして、M/Bも、手持ちにLGA775品がなく、やむをを得ず購入。
因みに、筆者宅における歴代M/Bは全てABIT品で*1ASUSに手を出すのは今回が初。
が、今回ASUSに走ったのは単なる偶然で、PCI-Expressが2本にPCIが3本あって、手頃な値段で売られていたM/Bがたまたまこれだった…というだけです^^;


後は、電源が、手持の旧式20pin品では起動できないと分かり(爆)、急遽、最新の24pin品を買う羽目。
これは、別に高級品でなくても、普通に動けば良いというだけで、1万円以下を目安に引っ張ってきました。


以上がCore2Duo化の必需品で、他のHDDとGraphic Board、そして、OSがプラスアルファの贅沢です。


HDDは、IDE品が沢山余っていますが(爆)、最新チップセットG965は、サウスブリッジであるICH8がIDEをサポートしていない(但し、M/B的には、無論IDEの接続は可)という事を知り、それならばサポートしているS-ATA品のHDDをつなぐのが自然だろうと判断して新調。
ただ、容量は、どうせ後で増設する事になると思い、下手に大容量に走らず、手頃な価格帯の物で散財をセーブ。
というか、CPUで散財した分をこちらで抑えた感じですか。


Graphic BoardはP5B-Vがグラフィック機能を内蔵しているので、不要といえば不要なのですが、どうせなら「タイタンクエスト」を快適に動かしたい、という事で買い足し。
因みに、Intel G965ではSLIが(まだ?)サポートされていないので、それならばむしろCrossFireがサポートされているRadeonにすべきかとも思いましたが、結局は、Driverの管理が面倒なので、Geforce
で、15,000円ぐらいを目安に選んだ結果、7600GSに落ち着いたという寸法。


後はOSですが、不調のIT7機を完全に抹殺するならば、そのライセンスを用いて何の問題もないはずですし、いざという時は、Vistaが出るまでの間だけ、30日に1回クリーンインストールすれば良いだけなのですが(爆)、やはりそれは面倒だし、ライセンスを使うには、電話でMicrosoftからライセンスキーを聞くのが億劫で、また、そのうちケースだけ買ってきて気長に復旧作業を行う線もありえると判断して、何となく、今更1ライセンス、買い足しました(爆)。
尚、このProfessionalですが、筆者は何も考えずに、他のパーツと一緒にJoshinで買いましたが、後で調べてみると、DOS/Vパラダイスで買った方が、数千円安いようでした(悔)。


それ以外では、ケース、マウス、キーボード、Sound Card、TVチューナーボードあたりが、一般的に欲しいアイテムだと思われますが、今回は、手持ち品が使えるので、いずれも買い足し無し。
というか、おいおい、少しずつ?


しかしまぁ、いずれにしても、西日本最大級のPCショップ街である日本橋まで行かずとも、神戸・三ノ宮を歩き回るだけで、遜色無い10万円前後の出費で簡単に最新マシンのパーツが調達できてしまうというのは、良い時代になったものです(違)。

そしてVista

と、執筆している傍らでインストール作業を行い、それが只今やっと終わったところ。
これから、検証に入りますm(__)m

⇒ざっと検証が終わりましたので、以下、簡単に感想など。

インストール作業。

Core2Duoの最新マシンなせいもあると思いますが、WindowsXPよりも、やや早く終わる印象。
また、WindowsXPほど途中でキー入力を要求されないのが嬉しい所。
これなら無人君で、何回でもクリーンインストールできそうです(違)。


後は、当たり前といえば当たり前ですが、デフォルトでほぼ全てのハードウェアが認識されたのが良かったです。

操作性。

何が、良くなったのか、良くわからないのですが(爆)。
確かに画面は綺麗になりました。
デフォルトで入っている壁紙が、フルカラーを満喫できます。
が、OSを入れ替える理由は、そんなものが欲しいんじゃないんです…。


見た目的には、右端にサイドバーと呼ばれるものが出来ているのが一番の違いかと思います。
で、ここには、時計や、外国為替、ニュースのヘッドラインを並べることが出来、何もせずともタイムリーに情報収集できたりします。
ただ、便利といえば便利なのですが、実は、ほとんどの人が使っていない、今のアクティブ・ディスクトップでも出来てしまう事ではないかと(爆)。


一方、明らかに困ったのが、キー操作とメニューの変化。
まず、キー操作では、XPの場合、ウィンドウの上のバーをつまむと、そのウィンドウを自然に移動できますが、筆者宅のVistaは、その動きがやや不安定で、よく最大化になってます(爆)。
また、見ただけでは良くわからないボタンが幾つかあった気がしました^^;


まぁ、その辺は、あまり致命的な話ではなく、すぐに習うより慣れろで何とかなりそうですが、問題はメニュー。
一新されてしまっており、例えば、ウィンドウ開閉でのアニメーションのオフがどこなのかとか、一見してはわかりません。
もっと深刻なのは、パーティションを2つに分けたはずなのに、OSの無い方のパーティションをフォーマットせずVista化したところ、Vista上からどうやってこのパーティションを見つけてフォーマットしたらいいのか、全くわからないという…(遠い目)。
デスクトップ上にマイコンピューターのアイコンを出すのもまだ出来ていないし、本間、このメニューの刷新は、なれるのが大変です。

快適度。

さすがに最新のCore2Duoだけあって、フルカラーの壁紙を使っていても、別に「重い」という感じは無いです。
因みに、コントロールパネルの「パフォーマンスの情報とツール」というところに、パフォーマンステストが標準装備されていますが、筆者自作機での診断結果は以下のとおり。

コンポーネント 点数 詳細
プロセッサ 4.9 1秒あたりの計算能力
メモリ 5.0 1秒あたりのメモリ操作能力
グラフィックス 4.7 Windows Aeroのデスクトップパフォーマンス
ゲーム用グラフィックス 4.8 3Dのグラフィックスパフォーマンス
プライマリーハードディスク 5.7 ディスクのデータ転送速度

とりあえず、いずれも5.9が満点らしく、3以上が実用レベルで、5以上あれば、フルで堪能できるという話。
そういう意味では、意外と5越えが無いと思いましたが(爆)、まぁ、こんなものかもしれません。

タイタンクエスト

という訳で、早速、ためしにこのVista機にもインストールしてみました。
インストール作業自身は、WindowsXPの場合と同じです。
ただ、Vistaではセキュリティーが強化されているせいか、いちいち、インストールプログラムを実行する前に「いいのか?」と聞かれる面倒が増えてました(爆)。
尚、インストールがむちゃくちゃ早く終わりましたが、これはVistaというよりも、パーツの問題だと思われます。


で、早速立ち上げてみましたが…。
なんと、Pentium4 2.4GHzと比べて、何故かやや重く、ぎこちない引っかかりを感じるという結末(爆)。
良くわかりませんが、Vista自身がグラフィック能力をガンガン使うために、その悪影響が出ているのかも。


だとしたら、ますますもってしてVistaは使えない…(遠い目)。
とりあえず、Graphic BoardのドライバがVista向けに未チューンの為、という理由である事を祈ります。

総評?

PC初心者には、画面が豪華になっていたりして、WindowsXPよりもとっつきやすいであろうという気はしました。
が、WindowsXPを骨の髄までしゃぶりつくしたような人にとっては、色々と刷新されすぎていて、最初はかなり戸惑いが多そうです。
この辺は、慣れてからの再評価が必要。


また、Windows3.1⇒Windows95の時にも議論になったことですが、インターフェースが簡単になればなるほど、細かい設定項目が潜在化して、簡単に変更出来にくくなり、そういう意味では、また使いにくくなった、とも言えそうに思いました。


動作速度自身は、少なくともCore2Duoなら、XPと比べて遜色なし。
って、このCore2Duo機では、まだXPを動かしてみてませんが(爆)。
ただ、サイドバーの登場もあり、画面が広い事が必須的で、1024×768ですら、狭いと感じそうなところが気になるところです。


以上、簡単な感想でした。

*1:因みに、BH6、SH6、SA6R、IT7-MAX、そして、IC7-G。