ドラゴン・スクワッド (http://www.cinemart.co.jp/d-squad/)

三宮シネフェニックスでは、どうも先週末から3週連続で、土曜日に限り先着50名にカレンダープレゼントという特典があるらしく、ついつい手を出してみました。
もっとも、もらったカレンダーは期待に反して、ただの厚紙1枚…謎。


閑話休題
内容は、裁判に出廷させられるために移送中の、或る犯罪組織の大物を、或る武装集団が拉致するするところから話が始まり、その武装集団と、大物が属する犯罪組織、そしてこの移送・襲撃事件に関わりのあった若き5人の捜査官達が、或る意味、三つ巴に近い感じで、闘う?感じ。


そう言われてもピンとこないかもしれませんが、実際、途中までは筆者も話がピンとこず、また、今、思い返してみると、途中以後、その大物の事はそっちのけで話が進んでいて、ストーリーが知らない間にかなり捻じ曲がっていたような気も…(爆)。
平たく言うと、脚本が設定を消化不良しているような感じ?


しかしながら、序盤はともかく、中盤以後は、そんな描写の不十分さも全く気にならないぐらい、激しくきました。
特に、武装集団のボスが、若き捜査官5人に囲まれて、絶体絶命のピンチに陥りつつ、そこから脱出する銃撃戦は、全くタイプが違うながら、例の「クローサー」のスタイリッシュ・アクションに匹敵するほどのハラハラ感があり。
また、お約束として、武装集団の強面と、捜査官が1対1で決着をつけるシーンがありますが、これがまた、何故かとても見ごたえありました。


配役的にも、紅一点の捜査官の人は、白いコートがすこぶる似合って超カッコよく、この人が銃を片手にアクションするのを見られただけで、大満足という感も(爆)。
筆者の知りうる限りでは、刀を振り回すナガサワなども、かっこよい(注:何とかに刃物で、むしろ「怖い」という説もあり)ですが、それと匹敵するか、それ以上に、良かったです。
というか、そもそも設定・脚本自身が、どことなく戦隊物を髣髴させるノリがあり、ナガサワ配役でリメイクしたら、ナガサワファンは狂喜乱舞続出で、病気も簡単に治ってしまいそうだ…と思いながら見てしまいました(爆)。