デスノート (http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote/)

週初めの頃は、今週末は渋谷でマイナーな映画という予定だったのですが、諸事情から、結局、今日は地元の神戸でデスノートです。


内容は、つい先日まで週刊少年ジャンプで連載されていた同名漫画の映画版。
かいつまんで言うと、或る青年が、「名前を書かれた人が死ぬノート」を手にしたのが事の発端で、警察他が、如何にして、その青年が引き起こす大量事件の真相に迫るか…という感じ。
因みに、映画は「キル・ビル」同様、あらかじめ前後編に分けられていて、今回は、その青年・夜神明と、それを追う名探偵Lが直接顔をあわせるまで。原作の第一部の1/2〜1/3というところでしょうか。


とは言っても、ここまでですら、原作には、たくさんの印象深いエピソードがある訳ですが、映画では、無理を最小限に抑えて、ほとんどのエピソードを盛り込んでおり、その脚本力には、驚きました。


ただ、逆に言うと、ダイジェスト的で、原作にある、ヒリヒリ感というのが全くなし。
というか、原作の一番の魅力は、明とLのいかにして相手を出し抜くかという頭脳戦だと思うのですが、そういう、「やられた」「してやった」という緊迫あるシーンが乏しく、結果的には、単なるダイジェストに陥っている…という感じでした。


映画化においては、原作をどう活かすか?というのが、常々問題になるところですが、今作に関しては、むしろ、エピソードを絞って、もう少し、一つ一つのエピソードを、間を持たせてジックリと描写してやった方が、逆に原作のドキドキ感をウマく再現できたのではないかと思います。


尚、全くの余談ですが、藤原君効果か、映画館は女性率激高!
当然、女性美に目の無い筆者としては、かなり期待が高まっていた訳ですが…その結果についてはノーコメントで(爆)。
あ、ミニスカートのミサミサは最高でした!!(違)