サイレン (http://www.toho.co.jp/cron/siren.htm)

由衣チンの初主演映画。


内容は、ある孤島を舞台として、サイレンが鳴るたびに奇妙な現象が起きるというもの。って、こう書いてしまうと、かなり端折り過ぎですか。
ただ、あまり詳しく書くのも、ネタバレに繋がりますので…。


勝手に、かなり怖いホラー映画だと想像していましたが、実際には、あまりそうではなく、ラスト直前までは少し微妙でした。
というか、まず、開始早々、「サイレンが鳴ったら外に出てはいけない。」など、謎が示されますが、その謎を解こうという動きがほとんど無く、この話題をどう処理したら良いか判別できぬまま話が続くのが、そもそも、困惑気味。
加えて、ホラー映画?らしく、色々と途中で観客を脅かすような演出があるにはあるのですが、その怖がらせる演出が、話題の「謎のサイレン」とはあまり関係がなさげで、怖いようで怖くない(サイレンとの関係がピンと来ないので、本題ではなかろう、と、安心して見てしまう)部分がありました。


ただ、脚本が悪いのかと言えば、そういう訳でもなく、最後は、あっと驚く落ちで、トータルとしてみれば「なるほど。」とは思えました。


もっとも、それ以前の話として、とにかく由衣チンがアップで映りまくりで、来まくり状態。そっち方面の人なら、それだけでOKだろうという感じでした。