長澤奈央vs.PARADISE GO!! GO!!@東京ジョイポリス(台場)

「Girl's BOX Lover's Winter at TOKYO JOYPOLICE」のグランドフィナーレ。16時から。

概要

  • 本日は東京プリンの司会で進み、結局、順番は以下の通りでした。
    1. PARADISE GO!! GO!!
    2. 斉藤未知
    3. 嘉陽愛子
    4. SweetS
    5. 星井七瀬
    6. 長澤奈央
    7. Dream
    8. 東京プリン
    9. エンディング(全員)
  • 本日は、SweetSが一番良くできていた(頑張っていた)ように思いました。
  • 最近レコをしていたナガサワ、パラゴーの気になる新曲は、まだ御披露目無し。
  • 内容は、大雑把に言うと、各人・各グループが歌い、その後、東京プリンの司会で今年の感想や来年の抱負をMCする…の繰り返し。

楽園タイム

開始前の舞台準備で、必ず水分補給の為の水が目立たない位置に用意されますが、その本数が7本だったので、この時点で、トップバッターはDreamかパラゴーというのが読めました(いくらナガサワでも、一気に7本平らげる…とかは有り得ない)。
更に、このGirl's BOXでは、Dreamが〆というのが定着している為、始まる前からパラゴーがTOPというのはモロ判りでした。
そして、結果から言えば、その通りで、また、TOPとしての役割を十分果たすべき盛り上がりをしていました。

ちなみに、本日は以下の流れでした。

  • 「Party Night」
  • 「ZETTAI」
  • MC(自己紹介)
  • 「ゲレンデがとけるほど恋したい」
  • MC(告知)
  • 「Argent Snow」
  • 「Faraway」

衣装は御馴染みの「Argent Snow」ものです。
最初のMCでは、自己紹介という事で、大体いつものネタに、今年を振り返るネタか、ライブ盛り上がっていきましょうネタ。
覚えている範囲では、りかぽんがいつもの「小さい寺〜」に加えて、「コテってますか?」。ただ、今日は「コテリングで〜」という、現在進行形を炸裂させていました。終わった後だと過去形で「コテッド」とかになるのでしょうか?今度聞いてみねば。
次のなたりんは、2005年最後の日にライブが出来て嬉しいという話。
それから、3人目は梨沙ですが、梨沙は、「パワー余ってますか?」は良いとしても、「全部パラゴーに。」という、軽い失言。気持ちは十分判りますが、最初で完全燃焼すると、企画の趣旨が…。こういう時はそれは言い過ぎです…。
次。美咲ですが、美咲は餅が好きらしく、色んな餅の名前を挙げて、沢山食べると意気込んでいました。
それからきよみんきよみんは、お正月バージョンで、「いつもは飛び魚のようにといってるんですけど…。」という説明の後、「羽根突きの羽のように飛んで行きましょう!」と言っていました。
じゅんじゅんは、「最後だけど盛り上がって行きましょう」という、相変わらず無難な発言。
そして最後のリーダーは、多分梨沙のフォローも有ったと思うのですが、「(パラゴーだけではなく)最後まで盛り上がって行って下さい。」という感じでした。


歌の感想は後に回すとして、2回目のMC話に移りますが、こちらでは、「あと8時間ですね。」というあたりから話が入り、来年「プリン・ス」という番組に(少なくとも)3月までの出演が決まったという話をしていました。ただ、「関東ではテレビ神奈川」という話でしたが、個人的には、当然ながら関西がどうなのかが気になるところ。まさか、「恋するキャバ嬢」パターンだったりしませんよね?


閑話休題
歌の後、東京プリンが登場して、今年の反省点をメンバーに聞きましたが、一番手のりかぽんは、「今年はすごい楽しい1年だった。」という前置きの後、「(いつも100%なので)100点で、反省点は無いです。」と言い切っており、「さすが!」と感銘を受けました。
逆に、次のなたりんは、反省点が多いと^^;
ただ、具体的な内容は教えてもらえずで、後は、「友達がいっぱい出来た。」とか、「色んな事(仕事)をして今年は人生が変わった。」と言っていました。
3番手、梨沙も反省点が多い派でしたが、「言っていたらキリが無い(ので具体的には割愛)。」というのが、ある意味、梨沙らしく。ただ、1つだけ、「MCで良く噛んだ。」というのを挙げていました。あとは、やっぱり「人生が変わった。」とか、「みんなにあえて嬉しい。」とか。
4番手、美咲。これ以後、反省点の話は少なくなり、今年の感想と来年の抱負がメインになりましたが、美咲は、「昨年8月にデビューして、今年はライブが多く、去年より盛り上がった。」みたいな事を言っていました。
次、きよみんきよみんは、「酉年という事で、鳥のように羽ばたけた。」と、いきなりのワールド発動。美しくまとめてはいますが、話が逸れすぎです。
じゅんじゅん。じゅんじゅんは、「今日のライブが良かったので、『終わり良ければ全てよし』。」と、きよみんよりもキレイにまとめていました。
そして、最後はリーダー。リーダーは、「今年は沢山ライブが出来て嬉しい。」と言った上で、「今年はワンマンライブをやってないので、来年は、是非、ワンマンライブをしたい。」と言っていました。


以下、今年最後という事で、歌の部分を中心に、感想。
どこがどう、と言われても答えきれませんが、みな、初めて見た時よりもだいぶ成長してきている気がします。特に、りかぽんの成長が著しいような(里佳は割と良く目で追っている方なので、単に判りやすいだけ、かもしれませんが)。今日とかは、歌の時の笑顔が師匠(きよみん)譲りだと思いました。


笑顔といえば、中央付近で見ていると、なたりんが割りと中央を陣取る事が多いようで、最近、なたりんスマイルの洗脳教育を受けつつあります。


技術的には、とにかく美咲の歌唱力が良いと思います。きよみんもだいぶ歌えますが、美咲に歌い継ぐと、まだまだ、差を感じます。というか、なぜか美咲に歌い継ぐたびに「肝心なところを総取りで、美味しいところを持って行ってる。」という感が^^;
逆に歌に関して気になるのは、じゅんじゅん。才能以前に声質の問題で、筆者は落差を感じざるを得ません。少なくとも、歌うなら、もう少し声量が欲しいです。
尚、厳密には、梨沙・里佳も、どちらかと言えばそうなのですが、2人の場合は年齢・経験の点で、むしろ、可能性に期待します。


一方、売りのダンスに関しては、良くも悪くも慣れてきた感じを受けます。
「悪くも」というのは、うまく表現しにくいですが、見ていて刺激を感じなくなってきた、というか、慣れた“作業”になってきているというか、そういう感じです。
往々にして、カッコいいダンスには緊張感が要るのですが、大きな舞台にだいぶ慣れてきたせいか、そういう緊張感が減ってきているような気がします。それ自体は非常に良い事なので、難しい注文ですが…。


あとは、その延長で言うと、かなり厳しい事を言うようですが、「Faraway」や「ZETTAI」は確かに盛り上がるのですが、構成上、両者の盛り上がりに依存しすぎているフシも少々。
セットリストを変える事はmustではなく、単なるbetterなので、いつも微妙に変えてきてくれる事だけでもありがたく、また、定番曲があること自体は決して悪い訳ではないのですが、絶えず新しい事にチャレンジして行くのが、むしろ、パラゴーには合っているような気がします。
という訳で、そういう意味では、例えば、ダンスなら、今の、各人が個別で踊っているスタイルだけではなく、2人、3人が絡むスタイルにもチャレンジしてみたり、ステージでは、セットリストをチョコチョコいじるなら、いっその事、歌っていない他のB面曲も、もっとレパートリーに入れてみては、と思います。

斉藤未知

2人のダンサーを従え、黒いジャケットに白黒縦縞のスカートで登場しました。
ただ、1曲目の途中で、まずジャケットを脱ぎ、その後、髪止めを外して、2回外観を変えるという趣向。ちなみに、ジャケットを脱ぐと、黒地に花柄の、ドレスのような服でした。


閑話休題
本日は、この曲に、「ダ・カ・ラ」のカップリング曲、「ダ・カ・ラ」の計3曲。
初めて見た時に比べると、だいぶ声が出るようになっているのは間違いないのですが、声質の問題か、やや聞き取りにくく、乗りにくく…?
ライブには「聞かせる」パターンと「見せる」パターンがありますが、斉藤未知の場合は、今回の衣装換えの趣向のように「見せる」方で頑張った方が良く思われました。


ちなみに、MCでは、今年はデビュー年でドタバタして終わったとか、来年は充実した年にしたいとか。後は、最近はギターを練習中で、楽器にも手を出して行きたい、などという話をしていました。

あいぴータイム

3番手は嘉陽愛子です。
本日は、先日見た白とピンクを基調にした、相変わらずのカワイイ系衣装でした。
尚、流れは以下の通り。

  • 「あいしてね☆もっと」
  • 「瞳の中の迷宮」
  • MC(自己紹介と次の新曲説明)
  • 「Hold on to love」
  • MC(というか、次が最後です、という説明)
  • 「traveller」

MCでは、主に新曲の説明にて、オンラインゲーム(「エミル・クロニクル」、通称「エコ」)のイメージソングになっているという話と、後は、プレイ中、他の人に話しかけてみたけど、無視されたという逸話など。


尚、歌い終わった後では、東京プリンも含めて、恒例のあいビーム。
そして、その後のMCでは、今年は10代最後の年で、12/11の誕生日にここ東京ジョイポリスでイベントが出来て嬉しかった、みたいな話をしていました。
また、その延長で、東京プリンから「お酒は?」という話が出ましたが、ファンの人からワインをもらったものの、飲んでみて「『う〜〜〜〜ん』となってしまった。」という事で、あいぴーは、どちらかというと、お酒は、やや苦手という事が判明。
そして、最後に2006年の抱負ですが、1/25に新曲をリリースするという事で、アルバムを製作したいという事と、単独ライブをしたいという事を言っていました。


以下、そんなあいぴーの本日を中心とした感想ですが、一番思ったのは、MCによれば単独ライブがまだという話でしたが、それがウソではないかという位、場慣れしているという事です。
東京ジョイポリスは、池袋サンシャインのように、ステージ前、だけではなく、上階からもイベントが観覧できますが、歌っている最中さえ、そんな上階に対して十分な気配りをしていたのは、多分、あいぴーぐらいです。しかも、盛り上がり具合を見ながら、臨機応変に対応していたフシを感じました。
また、曲紹介も他と比べて丁寧で、「(入場料は要りますが)観覧無料なイベントなので、初見の人がいる。」という事も十分想定しているMCに感じました。
その当たりは、あいぴーの非常に良いところで、或る意味では、非常に完成されている気がします。


逆に、気になったのは、最新シングルで、この東京ジョイポリスでPVが流れまくっている「彼女はゴキゲンななめ」を本日歌わなかった事。
確かに「新曲」というには、少し時間が経っていますが、この東京ジョイポリスでは、これほど耳に馴染んだ持ち歌は無い為、やや不思議な感があり、どういう理由があったのかが、非常に興味深く思われました。


語りだすと長くなるので、これ以上は別の機会に譲りますが、あいぴーは見ていて興味深いものが多く、応援・好き嫌いとは別の次元で、この先どうなるのか、ちょっと興味があります。

SweetS

次はSweetSです。
ただ、事前に「SweetSは17:30前後」というのを見た気がして、この時点では、まだ17:00頃だったので、「次は(SweetS以外の)誰かな?」と思っていた矢先だった為、筆者はSweetSと判った時、勝手にびっくりしました。


閑話休題
既に上述しているように、パラゴーはかなり(おそらく本日一番)盛り上がりましたし、あいぴーは相変わらず完成度が高い内容でしたが、本日、一番頑張っていたのは、多分このSweetSだったのではないかと思います。
因みに筆者はSweetSには殆ど興味が無く、この「Gir's BOX」で何回か見聞きしているにも関わらず、SweetSだけは、いまだに曲と名前が殆ど一致せず、したがって、セットリストは全く作成不可能だったりします。メンバーの名前も今ひとつ覚えきれていません(爆)。


が、まずはダンスが良かったです。パラゴーやDreamのダンスも(人数的に?)かなり見ごたえがありましたが、(今日の)SweetSは、リズム感やキレに関して、両者の上を行っている感がありました。
また、構成も、本日はメドレー気味で、「歌を聞きたい」というファンにとっては、少々物足りない部分もあったと思いますが、終始曲が流れていて、MCが必要最小限になっており、それは逆に、「限られた時間で自分たちのパフォーマンスを最大限に見せたい。」という“攻めの意欲”を感じました。本当に、そういう意図があったのかどうかは不明ですが。
後は、筆者の場合、3人体制での観覧は確か2回目だと思いますが、だいぶ歌えるようになっており、MCでの「3人だと物足りない。」という発言とは裏腹に、3人でも十分なぐらい、前回よりも著しく成長した感がありました。


という訳で、最終的な点数は別として、点数の伸び具合、今日に至るまでの頑張り具合は、SweetSが一番と感じました。
ただ、SweetSの場合、来年はこの3人が受験で、この勢いを来年も維持できるのか?というのが、かなり気になるところではあります…。


因みに、感想から入ってしまいましたが、MCでは、はるなが物をもらうのがうまいという事で、雑誌のインタビューで「ギターが欲しい」と書いたら、ファンから送られてきたとか、パソコンが欲しいと言えば、お父さんが買ってくれた、という話とか。
また、来年の抱負については、「今年は遊んでばかりだったので、来年は勉強も」とか、「初のライブツアーができてよかった」とか、「笑顔でいられたらそれでいい」とか、そんな話をしていました。
尚、衣装は黒のタンクトップとか。

星井七瀬

今日はa-nationのTシャツに半ズボン、赤いハイソックスという格好でした。ちなみに、髪型は相変わらずのリーゼント風。


流れは、ギターを使いつつ1曲歌った後、MCをして、その後、1曲経て、最後を「パーマパビリオン」で〆た感じです(確か)。
尚、MCでは、曲の合間では、相変わらず、「萌え〜!」を叫んでいました。一方、終わった後(with 東京プリン)では、「ちょっと変わってる」といじられつつ、「今年は(色んな事に挑戦して)すごく早かった。」とか、「来年は、今年やった事をもっと深く。」とか言っていました。


感想ですが、本日のメンバーの中では、不可が無い一方で、特筆すべき可も無いような…。
意外とキャラは面白いし、歌も変では無く、ステージパフォーマンスには全く不満は無いのですが、筆者の場合、なぜか妙に残る部分が少なかったのも事実です。

ナガサワタイム

やっとナガサワタイムです。
ナガサワは、「Fun Time」の衣装で登場し、そのまま「Fun Time」を歌いました。ちなみに、本日の流れは以下の通り。

  • 「Fun Time」
  • MC(妙に長い)
  • 晦日メドレー
    • 「恋人はサンタクロース」
    • 「ママセッド」
    • Dear ダーリン
    • 「×○×○×○」
    • 「Keep Your Smile」(少々)
    • 「Pump up」
  • 一旦退場して衣装換え(待ち時間中のBGMが推定「ラブボディー2」)
  • 「ラブボディー」(衣装も「ラブボディー」)

因みに、曲の合間のMCでは、最初はいつものように「盛り上がってますか〜?」という掛け合いで、後は、「12/31、2005年最後の日、今日を楽しみにしてました。」とか「来てくれたみなさんありがとう。」という挨拶の後、「2005年は色んなこと、ドラマ、映画、バラエティー、歌をした。」という話。
また、その後、来年、01/08より「『恋するキャバ嬢』に出る。」という告知に、「ヒラメ筋」に出てるという話題を経て、来年3月に「bodies」?というアルバムを出すという発表をしていました。
一方、終わりのMC(with 東京プリン)では、「一年を締めくくる」を「一年を締めつくる」と噛みつつ、「今年は元旦から日本全国、海外まで行き、更に半魚人にもなり、キャバ嬢もして、色んな事をした。」という事と、「ライブでもみんなにあえて、充実した一年だった。」という話。そして、「来年は、もっともっと色んな事をしていきたい。」という抱負と、そういえば、来週誕生日という事で、歳の話題になって、そのまま、Girl'sの中では「番長」と言われている話をまたしていました。


感想ですが、今日の内容は、良いところだけでなく、悪いところも含めて、全てにおいて、いかにもナガサワ、という感じでした。


まず、「Fun Time」の歌に少しキレが無く、少し硬めで、ちょっと「緊張してるのかな?」と思って見ていましたが、そうすると、MCで、やっぱり「緊張してます。」と言っていました^^;
意気込みが大きくて、大きな舞台になると却って気負ってしまうのは、モロにナガサワです。
※01/02追記:よくよく考えてみると、インフルエンザが治りたてで、体調が完全ではない、というのも理由としてあった気がします(以下も)。今日は、むしろ、「良く頑張った」と見るべきでしょうか。


で、そのMCが、また、(緊張で?)冗長になっていたせいもあり、妙に長く感じられ。
筆者など、思わず「今日は歌では無く、自慢のトークで勝負なんだ。」とまで思いました(爆)。
ただまぁ、後から考えてみると、分けずに1箇所に固めていた為、というのが長く感じられた最たる理由かもしれません。
が、それはそれで、「とにかくやりたい事は、思った時にやっておかないと。」という雰囲気が感じられ、「後に残さず、言いたい時に言いたい事を全部言っておく」MCが、これまたナガサワらしい感じ。


一番ナガサワらしいと思ったのは、大晦日メドレーで、結論から言うと、ファンの人は、この選曲に狂喜乱舞だったようです。
しかし、会場を見渡していると、目まぐるしい曲の移り変わりに「???」という人が多々いたようにも見受けられ…(初めて聞く場合、曲の流れがつかめる前に、曲が変わってしまう)。
同じようにメドレーをしたSweetSの時にはそういう「???」を感じず、「ファンの為」という色に、あまり気付きませんでしたが、ナガサワの場合には、妙にその色が強く思われました。
というか、そもそも、自分からファンの人の居所を血眼になって探して、目を合わせて、反応を誘導していたのは、ナガサワさん、貴女だけ(爆)。


という訳で、ナガサワは、一事が万事その調子で、良くも悪くも、ファンの人を最優先で大事にしている感が節々に現れた内容でした。
この辺は、初めての人でも十分楽しめるような内容を緻密に計算している(ようにみえる)あいぴーと、全く対照的な気がします。


あとは、ずっとそのテンションについて行くのが大変なぐらい、元気、元気、とにかく元気なナガサワらしく、ラテンでニギヤカな「ラブボディー」を歌っている時が一番生き生きとしていたりと。


本間、ナガサワが凝集された時間でした。
ただまぁ、誤解の無いように言っておくと、確かに「もう少し…。」と思う部分もありますが、結局は「自分がやりたいようにやる。」のが、一番自分が納得できるものであり、そういう意味では、これはこれでいいんじゃないかな、と思います。

Dream

Dreamも確か、先日見た衣装でした。黒基調で、各人が、さまざまな色をアクセントに使っている風。
ただ、この衣装、胸元に大きな花をあしらった長谷部は気品すら感じる一方で、ファーでゴージャスを演出しているさやぽの衣装は、娼婦に見えなくも無いというのが…^^;


閑話休題
ナガサワの後、会場内でじわじわと前に詰める動きが見られ、やはり本日も観客の多くはDream目当てのようでした。が、筆者はそうではなく、そもそもDreamについて疎いので、何を歌ったのか、全くわからず…(遠い目)。
判ったのは、確か、2曲→MC→1曲→MC→1曲、という“流れ”だけです(キッパリ)。


という訳で、Dreamは、薮蛇になるようなツツキはせず、感想メインの記載にしておきますが、本日一番印象的だったのは、MCの時、長谷部が、来年の抱負に関して「Dreamだけの武器を磨きたい、Dreamにしかないものを見せていきたい。」という感じに答えていた事です。
本日は、大晦日という事で、色んな人が色んな回答をしていましたが、長谷部のこの発言ほど、胸を打った言葉はありませんでした。
Dreamについて疎い筆者がウンチクを語るのはかなり気が引けますが、この発言は、多分、結成時からのメンバーである長谷部だからこそ、だと思います。


2000年にデビューして、はや5年。
そろそろ何か大きなものを残しておきたい一方で、メンバーの入れ替わりもあり、まだまだ「発展途中」が否めない状況。
その一方で、メンバーの多くが高校を卒業し始めて、「学業の傍ら」ではなく、「社会人の生計」として考え始めなければならない時期に入って行く2006年。
業界的には、「『Dream』と『パラゴー』と『SweetS』は歌い手以外に一体何が違うのか?」という筆者の第一印象どおり、似たコンセプトで、ダンス系サウンドをメインとするグループが多くなり、気を緩めると、ファンがどんどん他に流れて行ってしまう状態。
そういうあたりを今のDreamに照らして、危機感を感じているのだろうと思いましたが、その危機感は、筆者には、非常に的確に思われ。
そして、それを、長谷部のあの顔立ちで言われると、悲壮感すら感じ、「長谷部がそこまで言うなら、温かく見守ってやりたい。」という気にすらなりました。


ちなみに、他のメンバーでは、「フットサルを…。」という人がいましたが、歌をメインとした活動をしている中で、その歌(CDセールス)がまだ伸び悩んでいる段階で、その発言はどうかと(爆)。
まぁ、ひょっとすると、本気でそう思っているのではなく、事前に打ち合わせをして、7人で全ての事が網羅できるようにコメントを分担していたのかもしれませんが^^;
また、このゲンナリ発言があったせいで、長谷部の発言が際立ったという、副次効果もありましたが。


尚、筆者がメンバーの中で一番注目しているさやぽの来年の抱負は、「PV撮影でちょっとした芝居をしていた事を受け、そういうドラマのようなものも出来たら」という感じでした。

東京プリン以後

本日の公演は19時半までの予定という話でしたが、19時前にDreamまで終わってしまい、どうしたものかと思っていたら、本日司会を務めた東京プリンが歌いだしました。
結果的には、盛り上がったし、要するに、次のエンディングに向けた着替えの時間稼ぎという意味合いから、これは必然の演出とも言えますが、今日のオーダーが「『Dream』で最後に盛り上げる。」というコンセプトによるのだとしたら、形式上の〆が東京プリンになっていいのかは、少し謎な部分がありました。


因みに、東京プリンは3曲ぐらい歌っていました。
プリンの被り物をしているので、少し軽視しがちですが、イロモノでは勿体無いぐらい歌唱力があり、良かったです。
ただ、この東京プリンの時だけ、なぜかスピーカーが音割れ等していたような…?そこが少し残念なところ。


さて、そんな東京プリンの後、白い衣装に着替えて全員が再登場。
そして、一言ずつコメントを述べた後、全員で「友情にリボン」を歌いました。
因みに、見ていると、歌の最中、約一名、とにかくキョロキョロしている人がいました。
言わずと知れたナガサワです(爆)。
Dreamの間に、ファンが位置を移動していて、見失ったのが一因だったようですが、でも、ちょっと必死すぎ。
こんな時に、オチまで担当するとは、さすがナガサワです。
というか、ファンの人は、ここまで気に留めてくれるナガサワに、非常に感激したと思いますが、ファンで無い人にとっては、この落ち着きの無い挙動がどう映っていたのか、少し気になります。


尚、筆者は、この時に限らず、知る限り、この日は一度もナガサワとは目が合わず、居ない人も同然でしたので、今回、その手の逸話は何もありません(キッパリ)。