ハリー・ポッターと炎のゴブレット (http://harrypotter.warnerbros.co.jp/gobletoffire/)

あのハリー・ポッター第4弾。
神戸では見るのが難しくなったので、旅の帰りに大阪で強引に見て来ました。


今回は、三大魔法学校対校試合が舞台で、ハリー・ポッターが、正式な3人の代表選手と共に、“4人目”の代表選手として、3つの課題に挑む感じです。
前作までに関する説明が一切無く、そういう意味では、年に1度しか見ない筆者の場合、「この人、なんだったっけ?」というのが多々出てきましたが、ストーリー自身は特に難しいものは無く、普通に理解できました。
また、映画は、2時間40分近くありますが、時間が気になる事は無く、むしろ、あっと言う間。「え?もう終わり?」という感じでした。
そういう意味では、すんなり世界に入り込めて、良く出来た作品だったと思います。


ただ、言ってしまうと、「良くも悪くも、あっと言う間」で、少し描写不足な気がする部分も多々。
特に、3つの課題は、みな、困難を伴うもののはずなのですが、各々の描写時間がそう長い訳では無いので、その困難さがピンと来ず、むしろ、さくっと課題をクリアーしたような感も^^;
また、今回は、ハリーがヨソの女の子に好意を寄せたりしていますが、その子の何処が良かったのか、どの程度惚れたのか、どうも、サッパリわからず…。
気付いた時には、「え?そんなに好きになって(気になって)たの?」みたいな^^;


という訳で、商売としては間違っていないのですが、これ自身が独立した一つの作品というよりは、既にある作品のプロモーション的な役割を果たす、単なる原作のダイジェスト、という感じが多々しました。
個人的には、そこが少し引っかかったところ。