痴漢男 (http://www.chikanotoko.com/)

このWPSでは「その存在自身が既にネタ」という扱いになってしまっているナガサワが主演というので見に行きました。


内容は、2chのスレ実話(らしい)で、ある日、ものすごい勢いで痴漢に間違われた青年(金太)と、痴漢と間違えた女(勘違い女=カンチ)、カンチの女友達で気風が良い感じの関西(関西風、に由来)、同じくカンチの友達である、ロリ(ロリ巨乳に由来)の計4人が織り成すラブコメディー。


とりあえず、実話らしいので、ストーリー自体にはあまりケチをつけるつもりがありませんが、一言、言わせてもらうと「気風がいい=関西系」というのは、ちょっと違うような…。というか、筆者は生まれてこの方、ずっと関西ですが、そんな女性、関西では、ほとんど見たことがありません(キッパリ)。
少なくとも、今日見たパラゴーは7人とも関西で、みな、キャラが違いますが、7人居ても、あんな人は居ません!
あれが関西ではメジャーだと思ってもらっては困ります。むしろ、下町・江戸っ子娘、という方が近いのでは?(煽)


閑話休題
その関西がこの話のヒロイン=ナガサワなわけですが、その一方で、これはかなり、素のナガサワみたいだと(爆)。
というか、筆者の中では、この娘のコードネームは序盤から早くも「関西」ではなく「ナガサワ」。
関西の性格上、金太にあれこれ強要する事が多発していましたが、そんな、とにかくちょっと“逆らえない”怖いところまで、もろナガサワ。
ちなみに、ロリ=磯山さやか、カンチ=長谷部優も、あまり違和感を感じませんでした。そういう意味では、キャスティングは10コテ?(コテで言われてもわかりません)


あと、ナガサワがらみで思ったのは、やはり胸がデカイ!(いや、そこだけを見ていたわけでは無いのですが)
そして、もし、もう1人の娘が「ロリ」ではなくて「巨乳」と名づけられていたとしたら、どっちがどっちかわからんな…などと思ってしまいました(汗)。
というか、その時は、ナガサワ=関西という配役は無理だったのではないか?とも…(遠い目)。


細かい突っ込みはさておき、映画の内容自身は肩の力を抜いて見る分には普通でした。ちょっとありえないな…というのもありましたが、実話らしいので、そこはそれで、強引に自分を納得させました。
スレの表現がAAというは、ちょっと微妙でしたが、まぁ、それもそれで、一応は溶け込めました(人によっては、少し今ひとつ…らしい)。
また、なぜかナガサワがちょっと可愛かったので、そういう意味では、見てお得でした。


最後に余談ですが、劇中では、ナガサワが金太とキスしていましたが、筆者的には、このシーン、あまり考えるものも感じるものもありませんでした。むしろ、「役者は大変だ」ぐらいの感想。
というか、そもそも、ナガサワとキス=後で何か厄介な事に巻き込まれそう…というイメージが、何故か、かなり強烈で、筆者自身、それはあまり切望していませんので(爆)。
まぁ、そのままナガサワと結婚してしまうなら話は別ですが(しかし、キスだけで結婚一直線というのも、普通はありえないな…)。