エイジアの赤石を求めて(姫:〜Lv.115、ルビィ:〜Lv.16)

RED STONE」体験記です。

姫、更に銀行の信頼を得る。

その後の姫ですが、新しい方法で油絞りを終えた後、恒例のスパイン要塞偵察を経て、バリアードで目的の「品質の良い油」をもらいました。
そして、この油を持って、今度は、バリアードから、砂漠の村リンケンに向かって、陸路をノンビリ独り旅。
既に恒例の作業です。


そして、古都で露天を巡りながら最後の休憩を行っていたところ、突然、一人の若者から話しかけられました。
聞けば、古都の北にあるという、伐木町ブレンティルに連れて行って欲しい、という話。


姫自身は、この町に行った事が無く、とても道案内できる風ではありませんでしたが、若者が熱心に頼む事と、見聞を広める良い機会という事で、結局はこの依頼を引き受ける事になりました。
ちなみに、この若者は、まだまだ駆け出しの武芸者で、既に多くの武勇伝を確立しつつある姫とは力量に雲泥の差。或る意味、奇妙な二人旅です。


伐木町ブレンティルへの道は謎に包まれていましたが、噂に従い、「バヘル大河 / 北、東バヘル大河の交差地点」から北の「クェレスプリング湖」に出て、その後、ここの「湖下の通路」という地下洞窟を移動し、湖の西から東へ移動。
そして、更に北に進むと、なんとかそれらしい町にたどり着くという寸法です。


という訳で、伐木町ブレンティルですが、とりあえず、若者と共に、町を一通り見物してみたものの、特に目立った何かがあるわけではなく。
若者は一体、この町に何の用事があるのだろうと不思議に思いながら、とりあえずこれで依頼は達成、長居は無用とばかりに、さっそく古都に戻る事にしました。
が、若者に別れを言い出そうとしたところで、「あ、こんな小さな町にも銀行があるみたいですね。行ってみましょうか。」と更に誘われ、ついつい銀行まで同伴する羽目。
すると、若者は銀行に入るや否や、行員を捕まえ、おもむろに話しかけ始めました。
どうやら、みたところ、若者の用事はこの銀行にあったようです。
そして、しばらくすると、若者が行員を連れてやってきて、「保証人になって欲しい」という話。
聞けば、銀行顧客の登録作業のようです。
なにやら、胡散臭いものを感じましたが、行員からも「そうして頂けますのでしたら、銀行側と致しましても、貴女様に対しまして、何らかのお礼をさせて頂く所存でございます。」という説明を受け、胡散臭いと感じたものは気のせいと判断。
旅の様子では、性根の悪い若者でも無く、早速、後見人として、書類手続きまで付き合うことにしました。


しかしながら、書類手続きが終わるや否や、若者は、突然「あばよ、槍のお姉ぇさん。」と言い捨てて、すーーーっと姿を消しました。
あ、しまった。と思ったときは既に手遅れです。若者からの報酬を受け取りそびれてしまいました。
もっとも、その後、行員がやってきて、「ありがとうございました。以後、更にサービスレベルを一段階、上げさせていただきます。」というお知らせ。
意外な誤算ですが、これで帳尻はあったか、と思い、若者に対する怒りは解ける姫でした。

快盗ルビィが銀行顧客の資格を頂戴する!

相変わらず、古都の周辺で外功の修行に明け暮れる日々ですが、その副次的効果として、だいぶお金が溜まって来ました。
という訳で、持ち歩きも面倒になり、そろそろ銀行にお金を預けようかとしたところ。
顧客登録のお願いに赴けば、「貴方様が信頼できる人物かどうか、試させて頂きます。」という話。
何だか屈辱的なものを感じつつ、「何をまどろっこしい事を言いやがる、ふざけるな」と思わず言い放ってしまうルビィ君。
そして、登録作業には手を出さず、衝動的に銀行を後にする事になりました。


ただ、後でよくよく考えてみると、銀行というシステムと無縁で暮らす事も考えられず、これはあまりにも感情的で短絡的な判断。
しかしながら、かといって、前言を覆して、頭を下げに行くのも、更に屈辱的。
「まだまだ青いな」とつぶやきながら、少し途方に暮れてしまう展開です。


が、世の中、蛇の道は蛇。
なにやら、別の方法があるという話を偶然耳にしました。
聞けば、古都の北にある伐木町ブレンティルでも登録作業を行っており、しかも、こちらは、書類審査のみという話。
という訳で、善は急げとばかりに、早速、ブレンティル行きです。


ちなみに、噂では、途中の道のりは険しく、また、登録には後見人が要るという話で、まだまだ若葉マークなルビィ君では独り旅は難しい模様。
という訳で、人の多い古都で、しばし、それらしい人材の目利きをし、最終的には、人のよさそうな、ある槍使いを言葉巧みに雇うことに成功しました。


さて、そんなこんなで、道中、うまく槍使いに護衛してもらいつつ、ブレンティルに到着すれば、更に言葉巧みに銀行までついてきてもらい、そのまま顧客登録作業。
町までの道中はやや大変でしたが、槍使いに後見人になってもらう事にもうまく成功し、登録作業自体は、古都よりも遥かに早く楽に終わりました。
そして、銀行が利用可能になってしまえば、こっちのもの。
行内に、古都まで送ってくれる親切な人を見つけるや、「あばよ、槍のお姉ぇさん。」と言い捨てて、お礼を渡さずトンズラです。
いい人でしたが、「こういう場合は、だまされる方が悪い」、というのが、ルビィの人生哲学。
というか、そもそも、見たところ、仮にお礼を渡すにしても、満足してもらえるほどのものはまだ持ち合わせておらず、お礼は出世返しでいいだろうという勝手な判断です。縁があるならば、また会う事もあるはず。