玄箱HGと私 (samba・その3)

「3」と言いつつ、今回はsambaの出番が無いのですが(ぉ


Debian玄箱も、いよいよsambaが立ち上がり、やっとファイルサーバーとして稼動開始…と思いきや、250GBのHDDを投入していながら、全くdataが入らない罠に遭遇して撃沈したところで、前回は終わりました。
で、調べによると、共有していた「/home」が容量の少ない第1パーティションにあると判明して、

  • 「/home」を容量の大きな第2パーティションに移す(作る?)。
  • 「/home」を共用するのをあきらめて、第2パーティションに既設されている「/share」を共用する。

のいずれをせねばならない事に。
そして、悩んだ末、筆者は結局、第2パーティションを「/home」にする事としました。


で、一応、試行錯誤の末に、それに成功したので、忘れないうちに、やった事メモ。
といっても、その為だけに再々Debian化をしたというのはナイショです(爆)。


尚、今回は、この辺を見ながら作業しました。応用編です。

第2パーティションを「/home」にする。

  1. 普通にDebian化をする。
  2. EMモードから通常モードに戻る前に細工をする。
    • rm -rf /mnt2/*」:mnt2にある不要ファイルを削除。
    • 「mv /mnt/home/* /mnt2/」:既存の「/home」の内容を「/mnt2」に移動。
    • 「vi /mnt/etc/fstab」
      • 「/mnt」を「/home」に修正。
    • EMモードから通常モードに戻り再起動。

これで、「df」を打つと、

Filesystem           1k-blocks      Used Available Use% Mounted on
/dev/hda1              2063504    155616   1803068   8% /
/dev/hda3            238947484     32828 238914656   1% /home

という具合になり、「/home」に殆どの容量が割り当てられた事が確認できました。


ちなみに、もう1つ。
初期設定で出来る「tmp-kun」を削除する際、「deluser」のみだと、「/home」以下に「/tmp-kun」が残る事が判明。
残しておいてもいいのかもしれませんが、これを登録userとともに消すには、「--remove-home」というオプションを付ければ良いと知り、今回は、これも一緒に実行ておきました。