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舞台挨拶については後述します。


内容は、綿矢りさの同名小説を原作としたもので、或る女子高生が自分の価値に疑問を感じて、日常を壊してみる話。


結局、二回見た訳ですが、良くわからない映画でした(爆)。
わかったのは、上戸彩がカワイク見える映画だという事だけです(ぇ


というか、いきなり、朝子(上戸彩)が大開脚するシーンがあり、その時、スカートの中に薄い水色のものが(汗)。気のせいかな?とも思いましたが、2回見たので間違いありません(キッパリ)。
そして、その後も、風俗嬢まがいの事をする為、あんな言葉やこんな言葉を発しまくり。
更に、自分の中の自分と自問自答するシーンなどがあり、めがね彩や、着物彩など、コスプレシーンも満載!
極め付けは、子供に胸を揉まれます!!


という訳で、そういう映画が好きな人にはたまらないのかもしれません(ぇ


ただ、筆者的にはストーリーがチョット^^;
まず、山無し、落ち無し、意味無しの「やおい」に近いノリがどうも感覚的に馴染みませんでした。


あとは、舞台挨拶で監督も言っていましたが、結局映画が言いたい事は「普通でいいんじゃないの?」という事で、それは“伝わっている”と思うんですが、「アレコレした割には何も変わってない=そうか、今のままでいいんだ」は、少しロジックが違うような。
少なくとも、アレコレ、あんな貴重な体験をして、そこからは何も学ばなかったのかよ、と言いたい(ぉぃ


また、引きこもった後に、ひょんな事から風俗嬢まがいの事をするのがメインの話な訳ですが、この脚本だと風俗嬢にハマる必要性は何も無く、別にハマる内容がコスプレやゲームでも良い訳で。
原作を読んでないのでよくわからないところが大きいですが、これって、朝子が元々男性不振という設定があったり、或いは、一連の出来事を通して価値観が変わって、意外な恋人が出来たり…とか、そういう使い方をした方が、活きる設定だったのではないかな、と思いますし、その方が、筋は、分かり易くなっていた気がします。


という訳で、言いたい事は言えてるような気がしましたが(→そういう意味では問題ない)、同年代の女子高生で無いためか、共感しにくく、もう少し創りようがあるだろう…という感じを受けました。


ちなみに、事の発端で、朝子が捨てたMacを子供がOSを入れなおして(再インストールして)直すわけですが…。
あのOSは一体どこから持ってきたんでしょうか?(爆)
雰囲気的には、ハードしか譲っていない感じでしたが、ライセンス違反で無い事を祈ります(違)。