逢いたい (http://www.movie-aitai.com/top.html)

長澤奈央が出ているという事で、とりあえずチェックする必要があった訳ですが、これまでは、ずっと上映が富山県限定で機会が無く。
が、たまたま、あず二連発で東京な本日、東京国際映画祭のからみで六本木にて上映があるというので、見に行ってみました。
ちなみに、東京(新宿)は、朝の4時頃、ひどい大雨で、「また霊験あらたかに降ってるなぁ」、と思いましたが、映画の頃には上がり、一応、面目躍如。
尚、機会が機会だけに本日は上映前に舞台挨拶があり、しかも、予想外にナガサワが来ていましたが、そちらは映画から離れる為、稿を改めます。


閑話休題
映画の内容は、ある農村を舞台に、いわゆる「自分から心を開くことの大切さ」をテーマとして、若者たちの悩みの数々を描いた感じ。
で、話は、とある少女が都会で悩みに押しつぶされそうになり、富山へ家出してきて、倒れて、とある青年に救われるところから始まるわけですが。


まず、ナゼに富山と言いたい(が、当たり前の疑問らしく、後に伏線と判明)。
そして、次に、若者は、ナゼそこで救急車を呼ばずに娘を家に持ち帰り(笑)、泊めたのか(救急車すら無い村という線は、後に救急車大活躍で否定されます)。下心ありありですか?(ぉ
というか、気がついた娘っ子に対して、「気分が良くなるまで泊まって行っていいよ」とか「大丈夫、僕一人だから」とか、素朴な田舎の青年がイキナリそんな大胆な攻勢をかけて大丈夫か?という展開が序盤連発。


…という感じで、画質の妙な荒さと同様、幾分、脚本に荒さを感じましたが、ストーリー自体はまぁ、ありかな、というレベル。
逆に、90分という短時間で話がまとまるのかと心配していましたが、そういう点では、あまり発散を感じさせることなく、意外と普通にまとまっていました。


ちなみに、我らのナガサワは神社の娘として雨乞い巫女役…というわけではなく(冗談)。
その青年に想いを寄せる女性役でしたが、とにかくうるさく、おっちょこちょいで、しかも、ばぁちゃんが死んで凹んでいる主人公青年に対して「今日、泊まって行ってあげようか?」とさらりと言ってのける大胆さ。
「思いっきり素では?」、といいたくなる風で、ある意味ハマリ役でした。


展開上、アップシーンや、腰のラインが妙に綺麗に見える後ろ姿シーンが割と多く、ある意味ファンは萌え萌え間違いナシだったことでしょう。


ところで、映画を見ていて、ストーリーとは少し離れるところで気になった事を2つばかり。
1つ目。「逢いたい」というタイトルと内容が少しかけ離れているような気がしたのですが、これは一体?
2つ目。主題歌は永六輔さん作詞の曲でしたが、歌詞が「あいたい」しか連呼していませんでした。これでも作詞のギャラが出てるんでしょうか?(ぉ