クリムゾン・リバー2 (http://www.cr2.jp/)

ジャン・レノな仏映画。


内容は、前作同様、いわゆる連続怪奇殺人の謎を解く系。
ただ、似て非なるというか、なんというか。


前作は、全編にどことなく陰鬱な雰囲気が漂っていて、しかも、事件の原因が幾分シュールで、やや余韻のある終わり方をしていた…と思うのですが。
今作はどちらかというと、アクションが見所。
そして、事件の全貌がややチープ(平たく言うとありきたりの話)。


クリムゾン・リバー」だと思って見なければいいんでしょうが、「クリムゾン・リバー」だと思って見に行った筆者は、少しがっかりでした。


ところで、映画中にふと思ったのですが。
「マジノライン」がたびたび劇中で話題に出ますけど、こういうのって、知ってるのと知らないのでは、やはり映画の楽しみも違うんでしょうねぇ?


というか、「マジノライン」って、多分、フランス人にとっては常識な言葉で、そういう彼らと、わからない日本人では、やっぱり、映画の見方も違うのかなぁ…とか。
少なくとも、マジノラインを“知ってる”筆者などはその話題が出た時点で、落ちが読めましたし(爆)。