三ノ宮⇔京都の移動を考える

いよいよ青春18切符のシーズンが近づいて来ました。
昔はともかく、最近は緑の窓口に行っても5枚つづりでしか発行されておらず、1冊買っても5回は消費しきれない…という話をたまに聞きます。


というわけで、「余った分を身近な日帰り旅行などで使って元を取るには?」という話が自然と浮上するのですが、筆者は、今まで、三ノ宮⇔京都ぐらいが目安であろうと考えていました。
片道\1,050で、往復\2,100。18切符1冊の価格を5で割った1枚当たり(\2,300)にはちょいと及びませんが、まぁ、そんなものかな、と。


が、イマサラながら最近、この計算が大きな誤りである事に気がつきました。
簡単に言えば、片道\600以内で行く方法が発覚したためです。
一応、少々制約がありますが、基本的には、その制約もあってないようなもの。以下にその理屈を記します。


☆私鉄で移動する場合
金券ショップによっては、阪急の「三ノ宮⇔梅田」が\240ぐらいで売ってます。
「え?うそぉ?」と思いましたが、ウソではありません。


タネは、団体切符のばら売りです。
例えば阪急などは300枚買えば3割引らしく、単価にすれば\310×7割=\217。
\240で売っても300枚完売できるなら、黒字です。明らかに商売が成立します。


で、「三ノ宮⇔梅田」とともに「梅田⇔河原町」を入手すれば、足し算して\600以下がよゆぽんと思われます(金券ショップ価格で\240+\280=\520と推定)。


ちなみに、阪急の団体切符は平日・祝日関係なく、終日使えます。
ただ、乗り越しが出来ないらしく、「三ノ宮⇔梅田」と「梅田⇔河原町」の2枚を使うには一旦梅田で改札を出る必要がありそうです(「三ノ宮⇔河原町」の団体切符ばら売りが入手できれば、それが一番いいんですが、それはナカナカ手に入らない気がします)。


☆JRで移動する場合
ざっと調べたところ、JRの団体割引は、普通団体(8名以上)でmax.15%引きです。
というわけで、これでは、JRの場合に\600以下で移動するのは無理無理…と思われがちですが、それでも金券ショップを利用すれば、実は\600で移動可能です。


JRの場合は、「昼特切符」がそのタネです。
金券ショップでそのばら売りを買えば、
 三ノ宮⇔大阪:\250
 大阪⇔京都:\350
にて、計\600位でOKです。


一応、「昼特切符」には制約として、平日の場合は10〜17時しか使えない、というのがありますが、土日なら終日使えるので、多くの場合は問題無いでしょう^^;
一方、これは団体切符とは異なり、乗り越しが効くという利点があります。
というわけで、明石⇔大阪なども、これを絡めると、意外と安くなるという応用技がありえます。


尚、補足ですが、恐ろしい事に、どちらも18切符とは異なって、ほぼ1年中使える方法です。
というわけで、18切符の消費に京都、という神戸っ子はありえない、というのが最近の結論です(寂)。
本気で元を取ろうとしたら、興味が無くても、相生とかに行くしかありません。。。