ハナミズキ (http://www.hanamizuki-movie.com/)

先週末、梅田のTOHOシネマズに「係長 青島俊作」を見に行った折、


ガッキーなポストカード目当て


で、前売り券を買おうとしたところ、


「TOHOシネマズ限定ですが、よろしいでしょうか?」


と言われ、でも、引くに引けず、その場で、買ってしまったのが運の尽き。


実は、三宮界隈には、TOHOシネマズが無く、
大阪まで映画を見に行くのもダルイなぁ、と思いながら、
ヒマ是幸い、とばかりに、本日、意を決して見に行きました。


ちなみに、13時の回を見る予定に対して、11時過ぎに劇場に到着しましたが、
窓口は、半端ない混み方で、周りの人の言葉を借りると「USJ並み」orz


2,3人の団体客が大半だったのと、スタッフが多いので、比較的列は動いていましたが、それでも20分近く、タラタラしてました。


そりゃぁ、「30分並んでチケット完売を避けるためにインターネット予約」を推す宣伝になりますわw


閑話休題


内容は、
高校時代に「運命的」に出会った二人が、
彼女の受験・上京の後、次第に疎遠になったりもするのですが、
やっぱり、お互いに繋がっていて、「運命の赴くまま」に再会する感じの話。


正直なところ、
いわゆる「劇的な運命」とか「運命の再開」というヤツに弱い人は、
多分、諸手を挙げて、大絶賛な感じなのだろうと思います。


ただ、少し冷めたところがある筆者にとっては、


運命はそんなに甘くない。


という感想で、「これはどうなんだろう…」、と思わずにはいられませんでした。


少しネタばれになってしまいますが、
例えば、二人は、一旦、ともに別の恋人を作りつつも、
ともに、分かれる羽目になって、結局、二人はよりを戻す…的展開なのですが、


元々、そこまで、相手に後ろ髪を引かれる想いだったなら、
なんで、相手が恋人を作った時に、ひと悶着なかったんだ、
と思ったり。


ぃゃ、さすがに相手には気を使って、修羅場は回避するのが大人な対応だとは思うんですが、
一人で落胆とか、苦悩とか、そういう複雑な心理状況を見せるシーンがもっとあってもいいんじゃなかったのか、と。


逆に、あっさり相手を祝福できるぐらい、「良き友」に関係が落ち着いてきていたのなら、なんで、突然、相手がフリーになったと知るや否や、「恋人」として、よりを戻せるのか!?
結局、心の隙間を埋めてくれる「手頃な存在」という、それが決め手だったのか!?


そもそも、別れに至ってなければ、貴女/貴方は、一体どうするつもりだったのでしょうか?
そういう意味では、二人は、二人とも、よりを戻すために何の努力をしたのか、良くわからず。これなら、ただ、偶然でよりが戻っただけじゃないですか。
それで、感動のハッピーエンド、ってそんな馬鹿な話はないでしょう^^;


とにかく、筆者的には、全体的に話が美化されすぎている印象で、逆に、少し物足りなく感じました。