クーラーの水漏れ

確か先々週ぐらいだったと思いますが、
突然、クーラーから水が垂れてくるという異常事態が筆者宅で発生しました。


最初は、そのうち収まると考えて、
台所のボウルを下においていたりしたのですが、
次第に、ナイアガラの滝かよ、というぐらい、
ワイドに垂れはじめ、ボウルでは受けきれない状態に。


それでも、クーラーの真下にバスタオルを敷いて、
何とかだましだまし使っていた訳ですが、










良く良く見ると、何げなく置いたバスタオルの下に
買ったばかりな「ヱヴァンゲリオン劇場版・破」のパンフレットがあり、
それが水浸しでドエライ事になっている事が判明。


というか、そんな大した量じゃないと思っていたら、
意外とスゴイ量で、むしろ床上浸水状態w


で、どうしたものかと思いつつ、
既に10年近くになる旧式なので、
最悪の場合は買い替えだな…と思っていたのですが、


本日、ふとひらめいた応急措置をしてみたところ、
意外と直ったそぶりをみせてくれました^^;


と言うわけで、本日は、水漏れクーラーの復旧についてなど。


ちなみに、言うまでもありませんが、


まねるのは、自己責任でよろしくお願いします。

水漏れの原理

それ以前の、まずはクーラーの仕組みの話になりますが、
クーラーとは、空気を冷やす機械です。


一方、空気は、普通、水分を含んでいますが、無尽蔵に水分を含めるわけではなく、限界量があります。
一般には、温度が下がるにつれて、この限界量も下がるので、
(水分を含んだ)空気を冷やしていくと、
どこかで、限界を超えた水が液化します。


という訳で、元々、クーラーは水を出す機械なのですが、
その排水が詰まると、行き場を失った水が逆流し、
クーラーの送風口から出てくる事になる、という寸法です。


ちなみに、その排水が詰まる原因というのは、
よくわからない虫が入り込む事とかも確かにありえるものの、
多くの場合、フィルターの掃除をさぼったり、掃除で下手をしたがために、
止まるべきゴミやほこりが排水側まで行ってしまう事のようです。

排水管の掃除

筆者がインターネットで調べた限りにおいては、
分解するとか、吸い出すとか、いう、
いかにもシロウトには恐ろしいキーワードが非常に多く散見されましたが、
結局のところ、詰まりが解消すれば方法は問わないわけで、
今回は「強引に出口から棒を入れてゴシゴシする」という方法論を思いきって試してみる事に。


で、そのゴシゴシに何を使ったかと言えば、


100均でありがちな、針金ハンガー。


屋外機の状況にもよるのと、
今から思えば、試験管ブラシが一番いいような気がしましたが、
とりあえず、針金ハンガーをニッパーで切って針金にし、


健康診断で胃カメラを入れる医者な気分になって、
適宜、針金を曲げながら、配管に挿入して、ゴシゴシ。


当然ながら、配管を傷つけると、むしろ二次災害なので、
そこは慎重にする必要がありますが、
少しゴシゴシすると、鼻水のようなものが出てきて、
更に、もう限界ってところまで深く針金を入れてやると、
何気に、水がしたたってきました。


で、「もしや!」と思い、ここでクーラーの試運転をしてみると、
見事、ナイアガラの滝は解消。
とりあえず、応急措置としては、こういう方法もアリみたいです。