ワールド・デストラクション

ワールド・デストラクション ~導かれし意思~

ワールド・デストラクション ~導かれし意思~

ジャンル

RPG

ゲームの概要

普通のRPGです。
強いて言えば、スキルと武器を好きなように強化できるのが特徴って感じでしょうか。

購入の動機

市川由衣がCVをしてるらしいから。

個人的な感想

正直なところ、最近は積極的にゲームをしているような状況ではなく、
仮にゲームをするとしても、改めて新しいソフトを買う必要は全くないのですが、
なんとなく、予約特典が欲しくなり、それがAmazonでも、まだ手に入るという事で、先週、衝動的に発注。
で、早々に昨日の晩に届いてしまい、現在、そのまま惰性で少しプレイ中。
というか、惰性どころか、貴重な休日である今日が一日、これで終わってしまいました…(遠い目)。


閑話休題
流れ(ストーリー)については、まだ途中なので正しく評価する事はできませんが、今のところ、普通です。
個人的には、「世界撲滅委員会」と「世界救済委員会」が争うという、独特の設定(世界観)自体が、既に非常に興味深く思われていますし。
ぃゃだって、結局「救済」といっても、やってる事は、戦って破壊活動なんですからw


ただ、操作性が悪く、ストレスがたまりやすいゲームです^^;
ビジュアルとサウンドはよくできていると思うだけに残念。
というか、ゲームに求められているものの本質を見誤ってると考えれば、典型的なダメソフト?(ぇ


まず、この手のゲームにお約束な、イベントシーンが随所に織り込まれている訳ですが、
これが妙に長い事が多い^^;


イベント自体は、良く作りこまれていると思います。
というか、今まで見たイベントは、どれもこれもアニメを使わず、ドット絵なキャラの動きで表現されていましたが、
これが妙に細かい動きをしていて、だいぶ頑張ったな、と思わせるものがありました。
従って、長い事自身は、問題ではありません。


ただ、メッセージの早送りができず、しかも、ゆっくりとしゃべるので、見ごたえのあるイベント(やりとり)を作られれば作られるほどに、延々とイベント(ボタンクリック)が続く羽目。
感情移入を促す序盤は、特に長い傾向があり、ひょっとしてRPGではなくてAVGだろうか?とすら思いました(爆)。


一応、startボタンを押せば、やりとりを全部飛ばせるらしいのですが、
プレイ1周目から、全部飛ばしてしまったら、ストーリーが全く分からない訳でして、
これは、やはりメッセージの表示速度を調節できるようにするのが、ユーザーフレンドリーな仕様かと思います。


というか、仕様的にメッセージの表示速度が変更できない作りでして、
これがボディーブローのように効いてくるのが、RPGで一番大事な、戦闘シーン。
どうでもいい雑魚との闘いも、延々と律儀に見させられます。
しかも、戦いを進めるためには、ボタン連打。


戦闘では、コンボが割と重要で、
そのコンボを見ているのは、気分爽快的でもあるのですが、
ルーチンワークになりがちな雑魚との戦闘をルーチンワークに出来ない
というのは、意外とストレスがたまるものです。


せめてキー押しっぱなしで、リピート入力できるような仕様であって欲しかったと切に思いました。


また、細かいところでは、45度ずつ視界を回せる機能があるのですが、
どこでも視界が回せる訳ではなく、場所によっては回せない所がある、というのが実は罠。
往々にしてその「回せない」ところで、斜め方向に歩かされるのですが、
「斜め移動」は対応していないようで、ジグザグに歩く羽目。
全然、画面の45度回転が役に立っていませんw


しかも、そういうところに限って細い道で、
そして、そこを壁に引っ掛かりながらジグザグに歩いている時に、
雑魚との戦闘が発生したりする訳です。
どうせ楽勝ながら、メッセージの早送りが出来ない戦闘が。


というか、よくよく振り返ってみると、戦闘が全般的に楽勝すぎ^^;
勝つか負けるかのヒリヒリ感が乏しく、
だからこそ、逆に、ボタン連打がストレスになる…とも。


イベントの作り込み、グラフィック以外にも、
BGMやCV起用という音回りなどは、だいぶ力を入れているように見受けましたが、
決してつまらなくはないものの、
総じて、ゲームバランス/操作性に、クセが多い印象で、
勢いがあるうちにやりこんでおかないと、市川由衣のキャラが本格登場する前に、二度としなくなりそうな気がしています(爆)。