机上の空論気味な株式投資

カプコン (9697)の解析

元々は、株主優待特典目当てで興味を持った株式投資ですが、
連載が途絶えている間に、すっかり状況が変わり、
今では、


財テク


一本槍w
といいますか、手取りが月25万、年間300万円程度の収入があれば、
よほど贅沢をしない限り、無職でも食うに困ることはない、という事に突然、気付き、
それをさらに考え進めると、3,000万円の資金を年間利益率10%運用程度できれば、
その300万円が毎年確保できる為、憧れの「世捨て人」生活ができるという結論に達しました。


という訳で、まずは、目指せ3,000万円w
ただ、この景気具合では、年間利益率10%を長期運用で達成するのは、かなり至難の業。
1週間後はともかく、1年後は何がどうなっているか、わからないですし。


結局、そういう背景で、短期運用もしてみることになり、最近は、もっぱら、短期の考察をしているところです。
そして、本日はその成果として、これまでの長期運用・株主優待特典前提の解析とは異なる見方で、短期運用でのカプコンを取り上げてみたいと思います。

カプコンとは

大体の人は知っているかと思いますが、ゲームメーカーです。


有名どころだと、「モンスターハンター」「逆転裁判」「バイオハザード」とかを出している会社。


なお、IRと書かれているところを読み進めてもらえると明らかですが、
カプコンには、株主優待特典がありません。


カプコンの株で儲ける為には、毎年の配当金か、株価の差益に頼るしかありません。

現状

カプコン」+「株価」で検索しますと、サクッとチャートにたどりつきます。
ちなみに、09/12現在、終値3,280円。
売買単位は100株で、通常は、最低約33万円をつぎ込まないといけませんw


尚、気になる配当金は、年30円ぐらい。
年利換算だと1%ぐらいなので、これだけで3,000万円の貯金に寄与するのは無理があります。

長期スパンでの株価解析

最近、色々と株価のチャートを見比べていますが、
色々見た中では、カプコンのチャートがとても美しく、初心者でも非常に分かりやすい気がします。
逆に言うと、そういう事情で、まず真っ先に取り上げていますが…笑。


まず、長期スパンで10年ぐらいを見てみますと、2003年以後、確実に右肩上がりになっていることが分かります。
ちなみに、2003年の株価は1,000円程度で、現在、3,200円ちょい。5年でざっと220%の利回りで、単純に5で割って年当たりにすると、年利40%ちょいという話です(実際には、株価上昇が直線的でもないので、5で割っていいのか謎です)。
この時点で、この株は買うしかない、という気がします(煽)。





経営状況がこのままで続くならw

短期スパンでの株価解析

短期運用の場合は、いかに短い期間で株価が上昇するかが大切です。
例えば、100万円が120万円になるとしても、1か月かかるのと5か月かかるのでは、1か月の方が、断然有利。
なぜなら、1ヶ月で達成すれば、1ヶ月後には、得られた120万円を使って、再投資ができるからです。
ちなみにこの場合、残り4か月も同じ利回りで毎月運用できれば、5か月目には250万円近くなっている気がします。


閑話休題
株価のチャートは、通常、小さな波と大きなうねりで構成されているように思います。
カプコンの場合、その大きなうねりが、今は右肩上がりになっているという事です。
が、短期運用の場合は、その中に埋もれている、小さな波に注目する売買になります。


チャートの横軸を少し短いスパンに切り替えて、今度は小さな波を見てみます。


結論から言いますと、今年度は、最近に近い方から9/5頃、8/5頃、7/15頃、6/15頃、5/20頃、5/5頃、4/15頃に山があるように見えます。
即ち、感覚的には、1か月に1回ぐらいの割合で山が来ています。


それより遡ると、今年の1月末に比較的大きな下落があったようで、その前後では、多少スパンが伸びていますが、昨年についても、大体、月に1度ぐらいの割合で山が来ているようです。

想定運用期間
約1か月

1か月が長いか短いかは、人それぞれの感覚に思いますが、


定期的に山が来ている


というのは、非常にポイントが高く思われます。
誰がどういう目的で売買しているのかはともかく、おかげで、非常に先行きが読みやすいです。









特別な事件とかがない限りw

期待利益の解析

時々、急騰する株価がありますが、際限なく高値を更新していくことはありえません。
少なくとも、株価が1億とかになる前には、誰かが何らかの歯止めをかけます(笑)。


カプコンの場合ですが、1年スパンで見てみると、最近は、山が必ず3,500円〜3,600円程度で折り返しています。
いくらで買っても、「売れて3,600円」と考えれば、これほど期待利益が計算しやすい株はありません。
以下、単純な計算。

3,200円で購入
(3,600円−3,200円)÷3,200円=12.5%/売買
3,300円で購入
(3,600円−3,300円)÷3,300円=9.1%/売買
3,400円で購入
(3,600円−3,400円)÷3,400円=5.9%/売買
3,500円で購入
(3,600円−3,500円)÷3,500円=2.9%/売買

1売買当たりなので、実際には、仮に年に12回山が来るとなると、年利としてはこれの12回複利という事で、相当恐ろしい事になっている気がします。


という訳で、「3,600円で売れる」が正しいなら、毎回3,500円で買ってすら、年利10%は固いと思われます。


ただ、注意しなければいけないのは、「3,600円で売れる」という前提でして、山の頂きが「3,400円」に下がることがあるならば、3,500円で買うとタダの赤字w
従って、できるだけ安値で買うに越したことがないのは、言うまでもありません。

まとめ

普通に買えば、約1か月の運用で10%ぐらいの利益が期待できそう。
※自己責任でよろしくお願いします。