おくりびと (http://www.okuribito.jp/)

上映開始は9/13らしいのですが、なぜかなんとなく応募した試写会に当選してしまい、
しかも、時間的に普通に見に行けてしまう状態で、本日、見てきました。
因みに、梅田ピカデリー。


閑話休題
内容は、或るチェロ奏者が、失業し、田舎に戻ったところ、
何かの運命のいたずらで、納棺師をする事になり、
そこで、色んな死と直面するという話。


一般公開前なので、いつも以上にネタばれは注意深く回避したいところですが、
題材の割には話がさほど重くなく、むしろ、笑える箇所が多い映画でした。
ただ、だからといって「喜劇」ではなく、キチンと、押さえるべき所は荘厳に押さえている感じ。


加えて、「死」という題材を新し切り口で描写する、その視点は非常に新鮮で、そういう意味では良くできた映画だと思いました。
ただ、話が重くなりすぎない為の配慮かもしれないのですが、「後は観客の皆さんのご想像にお任せします」的部分が、比較的多く、筆者的には、むしろ、もどかしい感じもありました。
例えて言うと、女性は、愛されているのが態度で感じられても、やっぱり言葉でハッキリ言ってほしい時があるらしいじゃないですか。あぁいう感じのもどかしさ。


あと、特筆すべきは、


ヒロインの広末が妙にかわいく見える


という謎展開(ぇ
ヤンジャンでグラビアを飾っていた時は、むしろ、あまり気にも止めませんでしたが…違。


ところで、この手の試写会は、おそらくはじめての体験なのですが、
試写会なせいか、本日は、パンフレットの販売なし。。。
映画代が浮いたのは嬉しいのですが、いつも映画のたびに必ず買っているパンフレットは、こういう場合、どうしたもんでしょうか?