DRMの件

他所を見ていて気付いたのですが、
DRM(元Dream)は、長谷部が脱退して活動中止。
一方、残り6人は、Dreamに再改名(?)して活動継続、という公式発表がありました。


筆者がDream/DRMと出会ったのは、そう古い話ではなく、
少なくとも、初めて生で見た時は、すでに7人体制でして、


熱く語る


というのは、いくらこの暑い夏でも、相当おこがましいところがあるのですが、
しかしながら、正直なところ、これほど数奇というか、見ていて興味が尽きないグループも珍しく、
いつか、何かを書きとめておきたい、というのは、以前から思っていました。


という訳で、本日は、良い機会なので、つれづれなるままに、個人的な偏見に基づくDRM/Dream話。

松室麻衣の話

まず、超簡単に、Dreamの歴史を振り返りますが、
Dreamというのは、当初、橘、長谷部、松室の3人で結成されたグループです。
が、松室が早々に脱退し、代わりに、阿井、高本、山本、中島、阿部、西田の6人が加入して一時的に8人体制。
ただ、阿井がすぐに卒業して、7人体制になって今日に至る感じです。


その間、メンバーの入れ替わりだけではなく、
活動スタイルの模索があれこれ繰り広げられており、
実際、先日までは「DRM」という形で活動していた訳ですが、
その活動スタイルの模索は、全て、この松室の脱退によって余儀なくされたもの、と筆者は感じています。


といっても、松室の脱退自体に否定的な事を今更言いたいわけではないのですが。
というか、松室の脱退は、銀英伝で言うところの、キルヒアイスの死、というイメージ。
腹心中の腹心であるキルヒアイスを失ったからといって、ラインハルトの野望が潰えたかといえば、そうではなく。
そういう話です。


筆者は、実のところ、松室がいた時代のDreamをよく知りません。
ただ、伝え聞くところから察すると、歌唱力自体は、橘・長谷部と五分だとしても、
作詞・作曲を手掛けるなどの音楽的才能全般としては、
おそらく松室こそが、Dream of Dreamであったと思います。


そのDreamの軸である松室を失った(失う…という表現はおかしいかもしれませんが、とりあえず)訳ですから、Dreamが、今までと同じコンセプトで活動しきれなくなるのは、当然の事、と筆者は理解しています。
でまぁ、Dreamで無くなった時から、(その後の長い)Dreamの歴史がほぼ始まっている…というのが、非常に奥深いと思ったり。


因みに、DreamがDRMになる時、確かに、筆者も違和感を感じました。
ただ、6年経っても、失われたものを埋めるに至っていない…という点では、すんなり理由が、理解できた気がします。

橘佳奈の話

筆者は意外と、橘が好きです。
多分、


八重歯の有るさやぽ>橘>八重歯の無いさやぽ


という感じw


「たっちゃん」


という響きがまた良いし(意味不明)。
従って、以下、否定的な事を書いたとしても、嫌って書く訳ではないこと、予めご了承ください。


閑話休題
才能では確かに松室に後れを取っているかもしれませんが、
筆者が見るところ、橘こそが、実質的なDream of Dreamです。
まぁ、実際、ずーっとリーダーだった訳ですし、改めて言われなくても、これは当たり前ですか。


で、そのDream of Dreamな橘さん。
メンバーの面倒はよく見ていると思います。
リーダーとしては、よくやっていると思います。


ただ、Dreamが爆発的ブレイクに恵まれない理由は、


リーダーの橘が地味


という、そこにあるような気も、しています。


やはり、それなりの人には、それなりのオーラがある気がしますが、
橘に、そーいうオーラを感じる事は、殆どありません(爆)。
むしろ、そこら辺に居る関西の子、という感じだけが、ふつふつと^^;


野心とか野望とか夢とかではなく、
そーいうのは、それなりに持っていると思うのですが、
ただ、何か、少し欠けている気概がある。
そんな気がしています。


そういう意味では、Dreamであれ、DRMであれ、
橘が命運のカギを握っている、というのが筆者の見解。

山本紗也加の話

筆者がDreamに興味を持った発端は、正直なところ、このさやぽです(照)。
Dream最小(最年少ではない)メンバーとして、キャワですからw


で、そのさやぽについて。
筆者は、歌う阿井を見た事がないので、幾分勝手な解釈ですが、
さやぽは、
松室が抜けた穴を埋めるべく追加された6人の中でも、
特に期待されていたメンバーかと思います。


というか、さやぽだけ、ソロCDが“出ていた”訳ですが、
あれは、要するに、さやぽでCDを売るプロジェクトではなく、
単に、場数を踏ませて、経験を積ませる為のプロジェクトだったのだろう、と筆者は思っています。


そう考えると、あれだけ普通に歌えるのに、次のソロシングルが出ない理由も、
なんとなくわかった気になります。
多分、DRM=全員コーラス路線になった為、さやぽだけ特別に場数を踏ませる必要もなくなった…と、それでは、穿った見方過ぎですか?


って、ソロ活動が止まっているのは、単純に「思っていたよりCDが売れなかった」だけかもしれないですが(爆)。

長谷部優の話

最後は長谷部の話。
本当は他のメンバーも1人ずつ取り上げるべきなんでしょうが、そない詳しくないしw


閑話休題
直前まで在籍していたDRMの7人を見た場合、
もっとも、バランスが取れているのは、長谷部でしょう。
歌唱力は橘がダントツだと思いますが、ルックス的には…(以下略)。
逆に、例えば、さやぽは、そこそこ歌えてキャワですけど、歌は、まだまだ聞いていて長谷部に一日の長あり、と思いますし、水着写真集とか作る気になるのも、長谷部だけ^^;


そういう意味では、長谷部のポテンシャルは群を抜いており、長谷部こそが、DRM/Dreamを支えていたと言っても、過言ではないと思います。


ただ、そこまでのポテンシャルを持っていながら、
なぜか、さやぽは出しても、長谷部は出さない、ソロCD。


今回の公式発表を見ていると、当人は女優方面を希望していて単にその気がなかっただけ…とも思えますが、


長谷部だけで売れてしまうと、

他のメンバーの存在意義が露骨に疑問視されてしまう


という、そーいう理由もあったりしたのでは?と思ってしまったり^^;
DreamがDreamたるために、長谷部は、Dreamに自分を捧げてきた…そんな気がしています。


ちなみに、最近のDRMプロジェクトは、メンバー全員でのコーラス路線でした。
単なる偶然…だとは思いますが、ひょっとしたら、その頃から、すでに長谷部脱退の方向で、話が進んでおり、
メンバー全員の歌唱力をアップさせて、その時の長谷部脱退の余波を抑える、という意図がもともとあったのかな?とも少し思ってしまったりしています。今は。


とまぁ、色々と書いてみた訳ですが、長くなってきたので、とりあえず、今日のところはこのぐらいで。