ダイエットの理屈。

最近、ズボンが窮屈になってきているのは否めないのですが、
筆者自身は、ダイエットをしようと思った事がなく、
少なくとも、取り組んだことがありません。


しかしながら、ダイエットする人の話を聞きながら、
思うところがありましたので、本日はその辺を書きとめておきます。


因みに、そういう背景なので、机上の空論、要注意。

やせる理屈

理屈自身は簡単で、単なる足し算、引き算の話だと思います。


要するに、質量保存の法則ではありませんが、

  • カロリーの摂取量を減らす
  • カロリーの消費量/排出量を増やす

のどちらかを頑張れば、おのずと体重は減るような。
逆に言うと、消費量/排出量を上回る摂取量であれば、
当然、残りは体内に蓄積され、体重になって返ってくる。
そういう事だと筆者は理解しています。


余談ですが、貯金をためるというのも、ダイエットと似ています。
即ち、突き詰めていくと、

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす

という事になります。
ただ、経済が発達している現代社会では、

  • 利回りをよくする

という、収支をいじらなくても、お金を保持しているだけで貯金が増えるという、
第三のオプションがあるのがダイエットとは異なるところです。
というか、ダイエットには、それに相当する概念が無い…気がします。


話はそれましたが、誰でも得意なことと苦手な事がありますので、
ダイエットを効率よく進めるためには、まず、自分が、

  • 摂取量を減らすことなら頑張れそう
  • 消費量/排出量を減らすことなら頑張れそう
  • どちらか片方を重点的には無理だけど、バランスよく少しずつなら頑張れそう

のどのタイプなのかを正しく理解し、
その上で、その頑張れそうなスタイルで、
具体的にどうしていくか?を考えるのが良いように思います。

カロリーの摂取量を減らすには?

食べない。


一番簡単にはこれです。
光合成で生きている人はともかく、
カロリーをどうやって摂取しているのかを考えると、普通はこれしかありません。
誰でもわかる理屈で、だからこそ、往々にして絶食に走ってしまうように見受けます。


ただ、

  • 行きすぎると、日々の生活に必要な栄養分まで不足してしまい、病気になりやすい
  • やり場のない空腹感w

というデメリットがあるので、継続するためには、普通は、少し工夫します。


というか、
無理なく「摂取量を減らす」を長続きするためには、
基本を「食べない」事に置きつつ、そのデメリットを正しく把握して、
そこを改善するような手立てを併用する必要があると思います。


もっとも、意思がしっかりしているのが大前提w

消費量/排出量を増やすには?

トイレに行きまくる。


と、一瞬思いましたが、それはたぶん間違いです。
というか、通常は、栄養分を取り終えたカスが排出されているものであり、
栄養分がある状態で排出するというのは、或る種、尋常ならざる手段になっている気が。


カロリーというのは、熱量のことであり、
熱量を消費するには、「熱」という文字が入っている以上、熱を発散するのが鉄板です。
従って、嘘みたいな話ですが、「熱くなる事をする=汗をかく事をする」
というのが、多分、基本です。


因みに、当然ながら、「汗をかく=疲れる」という事で、
億劫度の高い事が多いのが、難点。
また、カロリーだけを消費/排出できれば何の問題もないのですが、
体内に保持しておかなければならないもの(水分とか)まで一緒に消費/排出してしまうと、
結局のところ、必要なものの不足=病気の心配、という図式になるのが潜在的な問題です。


従って、ただただ消費/排出しておけばいい、というものでもなく、
何らかのフォロー作業も併せて行うのが、消費/排出作業を長続きさせるのに大事と思われます。

無理のないダイエット

このように考えてみると、結局のところは、
出入りの管理をどれだけ綿密/丁寧に考えられるか?だと思います。


逆に言うと、その辺がどんぶり勘定だったから太ったんだろうという話でもあり、
だとすると、そのいい加減さを続けながら、ダイエットするのは、少し難しい気もします。
今までと同じことをしていて、今までと違う結果を求めるのは、そもそも無理です。
何かを変えないといけません。


話はそれましたが、
そういう意味では、出る方はともかく、入る方は、
家計簿と同じ感覚で、毎日の食事内容を記録しておくと、
栄養の過不足を少しは防げる気がします。
そして、どういうスタンスでダイエットを進めるにしても、
これがしっかりできれば、少なくとも「倒れる」事だけはないと思います。


もっとも、記録しておくだけではだめで、例えば週に1度といった頻度で、見直して、バランスをチェックするとかしないと、意味無しですが。


以上、筆者的考察。