この曲でよければ聴いてください

本日の1枚:

Hubert Kah

Hubert Kah

昨日の事ですが、

ついに「Hubert KaH」が我が家に!!

こういうCDが出ているというのは、数年前から知っていましたが、
CD屋は、どこをどう探しても見当たらない、という、幻(?)のCD。
結局、Amazonで中古品ながら在庫を見たのが運の尽き。
自力捜索は諦めて、衝動的に発注して確保してしまった感じです。


閑話休題
という訳で、
多分、一部の人しか知らないほどのマイナーながらも、
その一部の人には、かなり好感度が高いらしいという、
Hubert KaHを前回に続いて、もういっちょ。


CDの話に入る前に、
そもそも、Hubert KaHとはなんぞや?という話から入りますが、
確か、筆者の記憶では、ドイツのグループで、エレクトロポップというんでしょうか。
あぁいう系統で'80年代にブイブイ言わせていたグループです。


…本国ドイツで、の話ですがw


というか、日本では、多分、売れたのは「Angel O7」ぐらい。
他は「リムジン」とかもシングルカットされていたかもしれませんが、
今となっては、それを覚えている人は、多分、よほどの事情通。
記憶に残るほどは売れてなかったような…?


という訳で、そのうち、知らぬ間に解散してしまったHubert KaHですが。
うち1名、いわゆるリーダー?な、Hubert Kemmlerが、Hubert KaHの名を引き継いで活動を再開し、
その1st Albumとして発表されたのが、この「Hubert KaH」です。


で、ワクワクドキドキしながら、開封して聞いてみている訳ですが、
相変わらず、Hubert Kemmlerの憂い気味なボーカルは健在です。
ただ、幾分コミカルにすら聞こえていたサウンドは、
このアルバムでは、むしろ、悲哀に満ちる感じ全開。
そして、何より、だいぶ洗練された音になっている気がします。


従って、耳になじむという観点では、むしろ「Sound of My heart」を推しますが、
退廃的とか、そーいうキーワードに弱い人には、これはこれでかなりぐっと来る事、請け合い。
因みに、筆者的には、特に、1曲目の「SAILING」とか8曲目の「Is This Love」とかが良かったです。