ファイナルファンタジー タクティクス A2 封穴のグリモア・その11

海外に行っている間もDSは持ち歩いていましたが、意外と暇がなく、あまりプレイできず。
ぃゃ、それ以前の問題として、最近は、
別のゲームも忙しかったり、土日も家でのんびりさせてもらえなかったり。
という訳で、だいぶ話題が御無沙汰になっていますが、
それでも、少しずつ進んでいるのは間違いなく、
本日は、思い出したかのように、久々にこのFFTA2ネタ。

ハードモード:ジングパール解禁

筆者は、まだゲームクリアに至っていない為、
どちらかといえば、このゲームの全貌がつかめていないクチなのですが、
今までの内容から考えるに、このメインクエストが序盤の山場だと思われます。


そもそもこのFFTA2の話題自体が、プレイしていない人にとっては全く興味なくツマラナイものである一方、
プレイしている人には、詳細に説明しても今更な部分が多いため、詳細は、後に回しますが、
このクエストで初めてプレイヤーとキャラの成長が問われる気がします。


という訳で、攻略本の出番となるわけですが、

  • 倒すべきボス「流砂のヌシ」は風属性が弱点なので、風系の魔法を用意する。
  • できるだけ多くのキャラに「カウンター」をセットし、密着し、攻撃を受けてもタダでは転ばない戦法で行く。

という内容は、筆者がプレイした限りでは、

ハードモードではなかなか意味をなさない

感じです。


という訳で、以下、ハードモードでも通用する確実な攻略法の考察を。

問題点

その前に、まず、問題点を整理します。

問題1
引きずり込まれる

一番の問題はこれです。
「流砂のヌシ」に近寄ると、「引きずりこむ」というアビリティを往々にして使われますが、
ハードモードでは、これがクルとHPを100前後、吸収されるようです。
最悪の場合、毎ターン誰かが引きずり込まれますが、これは、逆に言うと、

  • 毎ターン100近いHP回復を確実に行わなければ、いずれ戦闘不能になる。
  • 毎ターン100以上のダメージを確実に与えなければ、そもそも敵のHPが減っていかない。

ということでもあり、多くの場合、ジリ貧で、いずれ全滅の憂き目に遭います。

問題2
雑魚が無限湧き

「流砂のヌシ」以外に、雑魚が2匹いますが、これは倒しても倒しても湧く、無限湧きです。


従ってこれら雑魚は相手にせず、「流砂のヌシ」だけに攻撃を集中するのが基本になりますが、
その為に、雑魚を放置していると、言うまでもなく、いつまでも雑魚の攻撃を受け続けることになります。
これ自身、馬鹿にならないのですが、

  • 攻撃方向によってダメージが変わり、特に背後からの攻撃ではダメージが大きくなる(ことがある)。
  • 「カウンター」をセットしていると、反撃するが、この時、自動で反撃方向に向きを変える。


というルールが悪い方向に働くと、

  • カウンターで反撃した結果、別の敵に背中を向けてしまう


事になり、これが更に予期せぬ被ダメージに繋がる事があります。

問題3
ン・モゥAアビリティ禁止

ロウを無視するならば問題にはならないのですが、律儀に遵守する場合、
強力な魔法(遠距離攻撃技)を持つン・モゥ族は、実質的に戦力外。
また、ン・モゥ族に「ヘイスト」などの時魔法を多用させている場合、
その先手必勝パターンも使えなくなります。

問題4
弱者愛護なクエストが後に控えている

RPG要素が含まれている以上、地道にレベルを上げれば、攻略の難易度が下がっていきます。
が、後で弱者愛護という、要は、自レベルよりも低レベルなキャラに対する攻撃を禁止するロウが設定されたクエストが控えている為、
ロウを完全に守るためには、不用意にレベルをあげて難易度を相対的に下げる手法が、使いにくいです。

攻略法:パーティ/ジョブ・アビリティ構成

結論から言うと、これが全てです(ぇ

ヒュム族
狙う(or狩り)+白魔法

コンセプトとしては、(長射程)遠距離攻撃と回復担当。
基本は回復ながら、手が空いていれば攻撃…みたいな。


尚、攻撃技は、幻術でも良いといえば良いのですが、
おそらくこの段階では消費MP的に幻術の毎ターン連打は不可能。
そういう意味では、純粋に「たたかう」でも遠距離からダメージを与えられるジョブの方が適切と思います。
一方、合わせる白魔法は、「ケアル」だけではなく「ケアルラ」もある方が好ましいです。

ン・モゥ族
不参加

ロウでAアビリティが禁止されているので、
メンバーが不足していない限り、ン・モゥ族は置いていく方向。

バンガ族
どうでも、変わらない

強いて言えば、祈祷で「ケアルラ」が使える状態が好ましいのですが、
通常、バンガ族は物理攻撃特化型で育てるものと思われ、
その場合は、そもそも(まだ)祈祷なんて手を出していないでしょう。
一方、そこまでの高望みはせず、となりますと、
近接攻撃キャラな時点で、後はどうでも一緒です(ぇ

ヴィエラ
召喚魔法+精霊魔法 又は 狙撃+白魔法とか

個人的には召喚魔法の「キリン」と精霊魔法の「ファイアウィップ」の双方を使えるのが、ベストに思われますが、
ヒュム族同様のコンセプトで(長射程)遠距離攻撃+回復、でも良く思われます。

モーグリ
銃撃(+時魔法)

(長射程)の銃で戦うダメージソースです。
複数回復なアビリティがない(確か)為、消去法的に攻撃の主力に位置付けられます。
尚、有用な回復系アビリティが確保できない時点で、あわせるジョブは何でもいいと思いますが、
強いて言えば、「ヘイスト」目当てで時魔法。

シーク族
不参加

途中でシーク族をクランに迎え入れているケースもあると思いますが、
もしクランに加入していたとしても、加入時期の問題で、
クランの中では一番レベルが低い状態だと思われ、
以後の「弱者愛護」対策から、このクエストではお留守番の方向が得策かと。


因みに、他はグリア族がありますが、これは時期的に多分そもそも未加入w


尚、パーティとしては、
長射程攻撃できるキャラが6人中3人ぐらいは欲しく、
一方、HP回復は、できるだけ全員が何らかの形で実施できる…のがベストです。

攻略法:戦術

出動要員が確定すれば、必然的に戦術も定まります。

  1. 召喚魔法「キリン」が使えるなら、1ターン目はできるだけ全員移動を控え、2ターン目の出来るだけ早い段階、6人全員が範囲内に居る状態で、「キリン」を使う。
    これで回復がだいぶ楽になります。
  2. どのキャラも、「流砂のヌシ」の5マス以内に近寄らない。
    これによって、「引きずりこむ」を使わせずに戦闘を進めることができます。
    • 万一射程内に入ってしまった場合は、射程外への脱出が不可能なので、見殺しにします。
  3. とにかく、無理せず回復重視の行動。
    • 回復魔法の詠唱効率を上げるため、各キャラは極力固まって位置する。
    • 左上奥に、気になる宝がありますが、どうせ別クエストで再度来た時に確保できる宝なので、ここでは無理をしない方が良いです。
  4. 雑魚は、ドンアク効果(ヴィエラ族の「ファイアウィップ」など)で無害化するのが吉。
    或いは、パワーブレイクでも良いかもしれません。

一番のポイントは2で、これを実践するために、攻撃は、全て弓や銃といった長射程武器に頼る事になります。
逆に、そういう事情で、攻略本にありがちな「カウンターをセットして」というのは、この攻略法では、無意味です。要注意。