ヒトラーの贋札 (http://www.nise-satsu.com/)

午前中に帰宅した後、本日は、家でひきこもり英気を養う予定でしたが、
週末の上京に備えて、暇なうちに金券ショップに行く必要がある事に気付き、
結局、外出のついでに、映画という運びとなりました。


閑話休題
内容は、第二次世界大戦下のドイツが舞台で、
或るユダヤ人の天才的贋作師が、ナチに逮捕されたのち、
多くの同胞がナチの迫害を受ける中で、
自身は、ナチが英ポンド、米ドルの偽札を作り、英米経済に混乱を引き起こそうとする作戦に従事させられ、
正義と生き抜くための知恵の板挟みにあうというもの。


冷静に振り返ると、特に難しい内容ではなく、
むしろ、自身の信念を貫こうとする同胞のサポタージュが、仲間の生死を危うくするあたりや、
目の前で同胞が殺される事で、贋作師がやり場のない怒りに包まれるあたりなどは、
決して想像が難しくない話です。
実話ベースという事もあり、そういう意味では自然な内容だと思います。


ただ、作り的に、設定の説明が乏しい感じで、
映画が進むのにあわせて、各人のキャラクターやバックボーンを理解していく必要がある為、
よーーーーーく見ていないと、分かりにくい部分がありました。
平たく言うと、疲れている時にぼーーーっと見ていると、かなり辛いような…。


因みに、筆者の場合は、当然、旅から帰った直後という事で、(以下略)。