ファイナルファンタジー タクティクス A2 封穴のグリモア・その8

ハードモード:1年目銀夏の月・その2

あまりこのFFTA2の話ばかりするのもどうかと思いはするのですが、
迂闊な事を書いたまま放置するのも問題があろうかと、ふと思い。


前回、
筆者の鋭意検討した結果として、
「月刊ボンガ:銀夏号」という季節限定クエストを1年目で引き受けるミラクル手順を記載したものの、
実は、ハードモードのせいか、1年目で、そのままクエストをクリアーするのはかなり至難の業と判明しました。


というわけで、軌道修正が余儀なくされたのは致し方無いとして、
念の為セーブしてあった銀夏の月17日からやり直そうとしたところ、
同じくこの月限定な「カモア・カップ」ぐらいはクリアーしようとしたところで、


地獄を見る展開


になってしまいました(汗)。
結論から言うと、一応、何とか活路を見出すことは出来ましたが、
一時は、「愛子の日記」が休載になったあいぴーを彷彿させる状況で、どうしたものかと(例えが意味不明)。


というわけで、本日は、そのフォロー記事ということになります。

状況

この「カモア・カップ」が、銀夏の月限定で発生するというのは、知っていましたが、
引き受けられる期間については、勘違いがあり、
筆者は銀夏の月一杯だと思っていたのですが、
実際には、フラグが経ってから10日間しかないらしく、


筆者ケースでは、銀夏の月18日になると、流れてしまい、来年出直しになる


という事が判明したのが、そもそもの事の発端。
という訳で、その前日、銀夏の月17日に引き受ける事になったのは、やむを得ない事ですが、
そうすると、この「カモア・カップ」のクエストを行う場所がカモアの町な為、
今度は、「カモア・カップ」が終わらない限り、町の中に入れないとキタ(汗)。
(町に入る操作より、クエストが優先)


これが何を意味するかといいますと、


まず、「カモア・カップ」を引き受けるだけ引き受けて、
ついでにやり残しのサブクエストも一緒に引き受けて、
実際には、サブクエストからこなし、キャラを鍛えてから「カモア・カップ」は期限ぎりぎりでトライ、


というやり方をしようとしても、
サブクエスト後に、ショップに寄れず、装備やアイテムの補充が出来ず(汗)。
また、この地方は、運悪く、一本道の途中に町がある感じで、
発生したサブクエストが町の両サイドに分かれていると、
両方クリアしてから「カモア・カップ」という展開が、不可能。
(町を横切る時に「カモア・カップ」に入ってしまうので)


そして何より、かなり早い段階でアデルを仲間入りして浮かれていたものの、
よくよく考えてみると、そのアデルの仲間入りの為に、バティストの丘に向かった事で、
貴重なクエスト発生期間10日のうち、実に5日(往復2日、クエスト2日、イベント1日)を消費している事になり、
そもそも、そのままトライするにはレベルアップがどう考えても不十分(爆)。
(因みに、ルッソはLv.7)


平たく言うと、これを


行き詰まり


と言わずして、なんと言おうかという状況です(汗)。

エスト前の準備

冷静に考えてみると、もう少し良いやり方があったのですが、
それはオチに取っておき、とりあえず、筆者が取った攻略法を記載します。


まず、「カモア・カップ」前に、できるだけレベルをあげておくべく、
比較的容易にトライできるクエストがある場合、
それは「カモア・カップ」と一緒に引き受けるようにします。
筆者の場合は、「手配書No.1」と「ボクのペットを探して」の2つが該当しており、
実際、「手配書No.1」を先にこなしました。


ただ、話は前後しますが、いずれにしてもクエストを引き受けると、
「カモア・カップ」が終わるまで、町の中に入れなくなる為、
忘れないうちにアイテムと装備の補充は念入りに行います。
特に、戦闘不能を回復する「フェニックスの尾」と、HPを100回復する「ハイポーション」は、
ともに、二桁必須です。



さて、一緒に引き受ける雑魚ぃサブクエストの話はおいておいて、
「カモア・カップ」の話に移ります。
というか、その雑魚ぃサブクエストは、適当にクリアーしてください(爆)。


説明が遅れましたが、「カモア・カップ」のクエスト内容は、
装備、メンバー、ジョブ固定で、エンゲージを3回勝ち抜くというものです。
また、このクエストで設定されるロウは、「MP消費禁止」で、
魔法系キャラの本領であるMPを使う行動が3戦とも禁止されています。


従って、クリアの成否は、布陣にあるといっても過言ではありません。
因みに、筆者の場合は、

  • ルッソ:ソルジャー(バロング)
  • ヴィエラ族:弓使い(銀の弓)
  • バンガ族:ホワイトモンク(カイザーナックル)
  • ヒュム族:シーフ(カルド)
  • モーグリ族:モーグリナイト(アトモスブレイド
  • アデル:ソルジャー(バスターソード)

という構成で臨みました。


選択メンバーについては、アデル参入前なら、全員で臨むしかありませんが、
筆者ケースでは、アデル参入後の為、1人だけ、お留守番可能。
ここは、悩む間もなく、MPを消費せずにはまともな戦力にならない、魔道士型のン・モゥ族を外します。


ジョブについては、
本来、なりふり構っている場合ではないにも関わらず、
あくまでも貪欲にアビリティ育成を目指した結果が、たまたまこうなっていただけであり、
これがベストかといえば、たぶん違うと思います。
というか、この布陣でトライしたところ、


3連戦の死闘が、夜中の1時から、1時間半近く続いて、なかなか眠れなかった


ということは、先に言っておきます(キッパリ)。


ただ、バンガ族は空破斬(カイザーナックル)、モーグリ族はショット(アトモスブレイド)が使えないと、やや厳しいと思います。
また、感覚的には、近接攻撃3、遠距離攻撃3の体制が基本っぽく、
そういう意味では、この布陣も、当たらずとも遠からぬ妥当なラインかもしれません。


そして、最後に、アビリティですが、
極力多くのメンバーに「アイテム」をセットすること。
これが非常に重要です。
尚、アデル参入後ということで、少なくとも2名が「カウンター」を使える状況ですが、
結論から言うと、「カウンター」は恩恵があまりありませんでした(爆)。
そういう意味では、アデル参入後と参入前のどちらが攻略に良いのか、よくわからないところです。


もっとも、「カウンター」をセットしたキャラと、セットしていないキャラの2名が攻撃対象になりえる場合、
敵さんは、進んでセットしていないキャラを攻撃する傾向にありますので、
HPに不安なキャラは「カウンター」をセットしておくことで、生存確率が上がるようです。

1戦目

1,2,3戦と一応分けて記しますが、
基本的なコツは、共通します。


とにかく、3戦に共通して一番大事なことは、


背後を取られない。


これです。


このゲームでは攻撃方向が重要で、背後から攻撃されると、大ダメージを受けます。
ここでいう背後というのは、真後ろだけに限らず、後ろ方向なので、
判定範囲を体で覚えていないと、気が緩んだ隙に、すぐに大ダメージになります。
判定範囲を体で覚えるのは至難の業なので(というか、筆者は、いまだにピンと来ず)、
一番簡単な方法として、必ず、場外を背にして移動を終えるのを心がけます。
そうすると、それより後ろのマスがないので、背後に回られる心配がありません(笑)。


また、その次に大事なことは、


1人ずつ集中攻撃。


です。
敵さんの動きをみていると、HPが1でも果敢に攻めてくる事が多いです。
従って、まんべんなくダメージを与えることで数ターン延命させてしまうよりは、
確実に1人ずつ倒してしまう方が、被害が少なく済みます。


また、倒す順番ですが、ショートケーキのイチゴを最初に食べる人も、最後に食べる人も、


とにかく、手ごわいやつからやっつける


のが良く、この1戦目では、黒魔道士とホワイトモンクを優先して倒すのがよさげです。
というか、実際、動物使いとキッド(シーフ)は、ダメージソースとしては、放置しておいても、
あまり実害がないことが多いです。


尚、そんなこんなで、勝利が見えるまで、敵チームを倒して回れたら、
最後の1人は、必ず、自チームメンバーのHPを回復させてから倒します。

2戦目

1戦目は、バランス型パーティが相手でしたが、
2戦目は、魔道士特化型パーティが相手です。


こちらはMP消費禁止のロウを守ろうとすると魔法が使えないのに、
相手だけ無尽蔵に使えるのはずるい、と思いますが、
こればかりはどうしようもありません。
(というか、別にロウにこだわらないなら、使うまでですが…)


閑話休題
2戦目も、おおまかな要領は1戦目と同じです。
ただ、


メンバーを固まらせない。


これが2戦目では非常に重要になってきます。
というか、装備やジョブにもよると思いますが、
魔法がかなり痛く、攻撃方向次第では、1撃でHPを80とか削られることが多々あります。
それを2連打、3連打されると、それはもう、戦闘不能になるしかありません(キッパリ)。
この時、1人昇天するぐらいなら、いいのですが、
まとめて3人昇天したりすると、とたんに苦しくなります。


というか、実際、1人ずつ始末するのに夢中になりすぎて、自キャラが団子状態に固まってしまい、
「もしかして、これやばいのでは?」と思った時には、もう手遅れ。
立て続けに魔法の連打を浴び、
まとめて3人昇天、という事態に発展した時には、「もうだめぽ…」と思いました(汗)。


一応、その後、ミラクルな態勢立て直しで、何とか死闘を制覇しましたが、
こういうのは、ちょっとの気遣いで回避できるトラブルなので、そこはそれ、気を遣う方向で。

3戦目

最後です。


3戦目も1戦目同様、バランス型のパーティが相手です。
また、2戦目の魔法連打のインパクトが強すぎ、
3戦目は少し地味に思われますが、
実際には、3戦目も不思議と手強いです。
勝戦だし、といえば、それまでですが…。


というか、2戦目が終わると、峠を越した気分になり、
あと1戦ぐらいなら、力技でなんとでもなる


と思いがちですが、それで気を緩めると、すぐにピンチがやってきます(笑)。


攻略ですが、基本的には、1戦目、2戦目と変わりません。
ただ、気になるのは、シーフの挙動。
「アイテムを盗む」という攻撃を多々仕掛けてきます。
盗む行為自体は、HPにダメージを与えるものではないので、
失敗している限りは、無視していても実害がないのですが、


回復薬のストックが心もとない状態の時に、それを盗まれると、
非常に深刻な問題に発展することがある


ので、一応、アイテムのストック数を確認しながら、臨機応変に手を打った方がよさげです。


というか、実際に、油断していたら、なけなしのハイポーションがバンバン盗まれていて、
気づいた時にはストックがゼロ。
という訳で、盗み返しにトライしてみましたが、ワンランク下のポーションしか盗み返せず、
にもかかわらず、みるみるHPが削られていき、戦闘不能者が増えていった時は、


今晩、眠れるのだろうか?


と思ったものでした(爆)。

余談

冒頭で前振りした、オチの話に戻ります。


以上のようにして、何とか死闘を制覇することは出来ましたが、
もし仮に、もう少しレベルアップしておくことで、もう少し楽になっていたことなのだとしたら、


カモアの町周辺に留まって、1つしかクエストをこなせずに「カモア・カップ」に突入するよりも、
一旦、タルゴの森に戻って、そちらでやり残していたクエストを全制覇する


方が、ずっと無難な攻め方だったと、後で気づきました。
確かに、地方の移動を伴うことで、往復2日が無駄になりますが、
エンゲージの無い「最初のステップ」は別にしても、
竜騎士キュラ」「鉄の食材」「名もなき石」と、少なくとも3クエストが残っていましたので…?


3クエストあれば、2レベルぐらいは上がる可能性がありますし、
何より、あちらの村には出入り自由で、装備・アイテムの補充も用意。


死闘再び、というほど暇でも無いので、検証はしていませんが、
結局、「全クエストを制覇する」という野望の前では、ただ順序変わるというだけの話なので、
それが一番手堅い対策だったのだろうと思います。