ナンバー23 (http://www.number23.jp/)

いつものように、いつものOSシネマズ ミント神戸に見に行くと、
後輩に出会ってしまうというサプライズが発生。
これだけ映画を見に行っていて、初めての出来事です。


因みに、こちらは一人でしたが、あちらは新婚で二人組。
一瞬、「ぅゎっ。」と思いましたが、
あちらは「バイオハザード3」で、同じ映画を見る羽目は回避されました^^;


閑話休題
内容は、或る男が、
ふとした偶然で手に入れた「ナンバー23」という、
23の数字に魅了された男の小説を読み進めていくうちに、
いつしか、それが、自分の現実とリンクしているように思われ始め、
身の回りにも、23という数字がチラホラする謎がw
そして、家族も巻き込みつつ、その小説の謎に迫る…という感じ。


そのまんまで、いわゆる、ミステリーとかサスペンスな映画なのですが、
すみません、


途中の記憶が朧げです(爆)。


というか、


今日も来ました、ネムネムタイム。
自慢できることではない。


ただ、弁解させてもらうと、そもそもの内容自身がちょっと微妙だったような…^^;


筆者は、推理小説があまり好きでは無い為、
畢竟、その手の小説はあまり数をこなしておらず、
そんな筆者が、うんちくを語るのは非常に気がひけますが、
この手の話の出来不出来というのは、オチの意外さではなく、
むしろ、途中でどれだけ内容(世界観)に引き込めるか?だという気がしています。


というよりも、
最初に事件が提示された後、
「で、結局どういうオチなん?」
と意識がラストに直結してしまうと、
その後の展開は、身も蓋もない訳で、
そこをうまく繋ぎ、ラストに意識を直結させずに、如何に途中のストーリー自体に引き込ませるか?
というのが、ストーリー立てでの腕の奮い所だと思っています。


が、そういう意味で言うと、
男が23という数字に魅了された後の筆者の意識はラストに一直線(爆)。
途中の紆余曲折はあまり興味なし、みたいな^^;
という訳で、いかにも、寝てくれという感じでした…。


因みに、そういう微妙なミステリー・サスペンスなストーリーの傍らで、
罪を犯した人間が、良心の呵責に苛まれる姿が描かれているのですが、
筆者的には、むしろ、そちらの方が、ずっと興味深い展開でした。


罪を犯した事のない人には、理解しがたい事かもしれませんが、
罪を犯した人間の中には、稀に、自分を苛み続ける事でしか、自分を維持できない人が居ます。
自分を責め続けて、絶えず罪の意識を感じ続ける事でしか、自分を維持できない人が居ます。
が、冷静に考えてみて、その行為が本当にその人を救う行為かといえば、そうではなく。
そして、心の底ではその人もそれに気づいているので、却って苦悩し続けるのです。


途中のミステリー・サスペンスは、やや微妙でしたが、
そのあたりの心理状況は、割と的確に描写されているような気がしました。